2020年12月5日土曜日

作業用ライト擬きを改造して使う

おはようございました。

ボーナスが出るという条件で、カード払いが標準で物欲余りまくりな方々はそろそろ決済が気になり始めた頃合ではないでしょうか?

ちなみに私はガッツリ使い込んでしまってもう残り枠がありません。

欲しい物はたくさんありますし、ガチンコで技術開発したい事項は山のようにありますが、いかんせん所得が追いつきません。

どなたかしっかり成果出しますんで、割のいい仕事ください…(涙)。


さて、

『選択できる範囲にまともな会社が殆ど無いという理由で、わざわざ給与面よりも安定側を選んで趣味で技術開発する方に振ったのはお前自身の選択だろ?』

という話はさておき、仕事で欲しいが無くても何とかなるものに手を出し始められる生活水準まで回復した今日この頃、次に欲しいのは作業灯でしょ?って事で、

『趣味の範囲だから妥協点で我慢しよう』

なんて思った私は、相変わらずamazonで適当にジャンク品を買い、それを魔改造して使う方向で進めました。

『え?仕事で欲しい?私生活の充足は?』

という突っ込みは無しの方向でお願いします。

とりあえず、すぐゴミ箱に行かない程度に始末が悪くない範囲で、どう見てもヤバい物を選んでみました。

Yunce LED投光器 LED作業灯 30Wポータブル投光器 コードレス LEDライト


しかしながら、安い物にはそれなりの代償が必要です。

  • 放熱板とLED基板(アルミ)が熱的に接続されていない
  • パッキンやガスケット不使用で水分入りまくり
  • ネジで固定できない

購入前においても、最低でこれだけの事が分かりました。


電池は簡単に交換できる構造だし、LED基板なんて最悪自作すればいい、充放電基板だって最悪自作すればいいんだし…火さえ噴かなきゃ何とかなるだろう…


と、まぁこんないつもの感じでとりあえず人柱になってみた次第。


到着と同時に軽く動作確認後、早速分解します。

先ずはネジを外し、分解してゆき、LED基板だけの状態にします。

LED基板は熱伝導性のある素材ではなくただのエポキシ接着剤で固定されています。
放熱板やアルミ基板側が汚い状態で塗布したようなので、結構簡単に剥がれます。
剥がしたら接着剤が残った側をカッターナイフやお高めのスクレーパーで丁寧に剥がしてゆきます。
私はこの手の作業(フランジにくっついた紙ガスケットを剥がすとか…)はスクレーパーを用いず、綺麗な面と刃が簡単に得られるカッターナイフでガンガンやる癖がついてますが、慣れていない方は怪我をするのでご注意ください。

綺麗に剥がれました。
反対側も念のため綺麗に処理し、ネジ穴をあけて行きます。
写真はポンチを打ったところです。ここからM2.6のタップを立てて行きます。
ドリルが2.2です。しかも穴をあけた先は放熱板の形状変化点で、簡単にドリルが逝ったり穴が変形したりします。結構細かい作業なのでそれなりの準備をしておきましょう。

穴が開いたら脱脂して、LED基板に放熱シリコンを薄く全体に均一に塗布します。

そしてネジで止めます。ネジの相手はアルミなので、トルクはあまりかけないようにしましょう。

基板取り付け後にはんだ付けするのですが、放熱性能が上がった基板は出力の高いはんだごてでなければろう付けできません
金属基板の恐ろしさすばらしさが理解できると思います。ご注意ください。

はみ出た放熱シリコンをふき取り、シール材をガンガン打ちながら、元の形に組み直してゆきます。この時、空気が出入りする経路を確保しておきましょう。
空気の熱膨張は意外と侮れません。ガラスなど速攻で割れますので…。

そして組み直すときにスプリングワッシャを交換します。
M6を1枚とM5を2枚用意して、下側がM6、横側がM5で交換します。
交換すればしっかり絞め込んで固定できるようになります。

無事完成しました。
そして仕事でも時々活躍し、私生活の屋根裏・床下作業でも随分と役に立っています。

明るさはそこまで明るくない(2~3W程度が拡散する形)ですが、その点は必要なら投光器を使う前提で期待していなかったので、これで十分及第点に立っています。

無いよりはマシ!!これ、結構重要です。

そんな訳で人柱としての機能は果たせたかな?と思います。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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