2021年6月30日水曜日

電波・ノイズ調査環境をアップデートする

 おはようございました。

私は最近RFIDの不具合調査屋さんも兼務するようになりました。

私が持っている、電磁波・ノイズ環境測定の道具はWA5VJB氏の作った基板型ログペリアンテナ3種(https://www.wa5vjb.com/products1.html)を使っていました。



しかしながら最近RFIDのタグの周波数が300MHz近辺のものが出始めております。

私が普段使いしている基板アンテナは400MHzです。

これは困った…ということで、最近技術力向上の目覚ましい中華製基板アンテナを選ぶことにしました。

最近怪しい物を買うにはこのサイトだろうと選んだのが『banggood』

ここで290MHz~1100MHzの奴

https://www.banggood.com/Broadband-Antenna-EMC-EMI-Antenna-Directional-Antenna-290M-1_1G-EMI-Rectification-p-1820845.html?cur_warehouse=CN




と、ついでに、600MHz~16GHzの奴

https://www.banggood.com/600M-16G-Broadband-Antenna-Directional-Antenna-UWB-Wifi-Antenna-p-1718136.html?cur_warehouse=CN

の2枚で攻めることにしました、

早速基板を購入し、ついでに樹脂ネジとスペーサーと樹脂製の板で5mm以上の奴を買います。

今回勝った板材はポリカーボネートですので下手なことをすれば即割れます。

M3の穴でも2回、φ5.1mm(カメラネジ用の下穴)の穴と言えど、ドリルで3回ぐらいに分けてゆっくり空けて彫ります。

タップを立てて基板をスペーサーを使ってネジ止めして完成。





三脚につけられるようにユニファイネジも空けておきます。本当はカメラ三脚部のネジはもう少し強そうな材料の方がいいんだけど、金属はあまり推奨できないので仕方ないかもしれない。(という言い訳の面倒臭いから諦めた)

手元にある環境はnanoVNAしかありませんのでガッツリしたことは断言できませんが、基板自体の周波数特性はかなりよさげな感じに仕上げておられます。

プリコンプライアンステストするにしても中々良さ気な物ですので、是非ご賞味あれ…。

これでもう暫くは現役のデムパ野郎を名乗ることができそうです。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。