2019年5月13日月曜日

ポンプのストレーナー取り付けと、配線周りの手当てを行う

おはようございました。

我が家は災害対策の一環として、政府の指導する1週間耐えられる備蓄を目指していまして、その中でも重要な位置づけである雑用水に関しては、井戸水ポンプを用意しております。

さて、家の購入で大きな利点になった井戸水ですが、今までの家整備の経緯から察するに、トンデモナイ事になっていることは必至であります。
また、飲み水としては使用しないし、普段は使わないものの、ゴミの混ざった汚いものが出てこられても厄介だと感じざるを得ないのです。
さて、そういった経緯から、せっかく連休と少々の時間が得られたので、ポンプ周りを見てみることにしました。
コンセントで供給していたようですが…ナニコレ?


相変わらずの安定感『捩ってビニールテープ』
そのうち電気火災が起きること必至であります。
そしてこのコンセント、屋外なのにも関わらず…。


いやいやいや…一応外からは隠れてはいるけど、ダメでしょ? 

という事で、さっそく防雨型でシャッター付きのものに更新しました。


前段でコレかYo‼
なかなか先が思いやられます。

そして本体…まさかとは思うが…。

ココも『捩ってビニールテープ』 
もうやってられんわ…と、怪しいその奥もきれいにすることに決め、パイプカッターで塩ビ管を綺麗に切り取ります。

一体どんな素人電気工事屋さんが電気工事したんだろうか?

そんな訳で、ここは壊れたら変えることが前提の設備です。
丸端子同士のネジ接続にして、さらに、
1層目:1重ビニルテープ(自己融着テープを剥がし易くできる)
2層目:2重の自己融着テープ
3層目:2重のビニルテープ
勿論テープは2/3程度重ね巻きしております。
こういうところは無駄に豪華な産業仕様であります。


そして、両端子とも同じように施工したのち、最後に全体を2重のビニルテープで保護します。

…ってか、本当はボックス内でしか接続してはいけないって決まりなんですが、そこはポンプ全体を箱に入れるので、ご容赦ください。
さて、ストレーナーは本来吐出側にしか付けてはならないものです。
理由はキャビテーションの問題が発生するからです。
ですが、引き上げる揚程も大したこと無いし、ポンプが壊れたら嫌なので、荒いメッシュのストレーナーを吸引側に、吐出側にはしっかりした細かい目のストレーターを用意しました。

ストレーナーに合わせてVP菅の加工もします。
接着する際は、しっかり円周方向にやすりで傷をつけてから、たっぷり接着剤を塗りこみます。


そして一気に押し込んで、ゴムハンマーでコンコンと叩き、最後まで押し込みます。
仕上がったら念のため保温剤を巻きましょう。
吸入側が完成しました。


そして吐出側、こちらはストレーナーの手入れがしやすいように、前段にバルブを付けています。
そして分解しやすいようにユニオンまでついているという豪華仕様。勿論配管は豪華にステンレス304です。


こんな感じで綺麗に収めることができましたとさ…。

後で思ったのですが、この壁に防雨型コンセントを付けてしまえばよかったなぁ~と気づきました。
薬剤撒いた直後の床下潜るのは面倒臭いし、入りにくい所だったので、やる気は起きませんでした。
また後日検討するという事にしたいと思います。


皆様におかれましては、
『あいつがやってるんだから、俺にだってできるよ!』
ぜひ軽い気持ちで挑戦頂き、家の沼(工具も含む)に嵌って頂けることを祈念しております。
かなりお財布に厳しく、楽しい時間つぶしになること必至です。
そんな訳で、ガチ金欠は絶賛継続中です。
これを見た皆さんへの通告。
自分の住居の工事をした電気工事屋は信用に値するかどうか?ちゃんと確認した方が良いですよ?
心配ならば、私にご相談ください。
お話を頂いた地方で、しっかりした業者さんを紹介します。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2019年5月2日木曜日

接地棒マシマシでお願いします

おはようございました。

家の購入後にようやく2回目の長めの休みができたので、前回に続きシロアリ対策の実施(床下の大引き追加)と簡易的な薬剤散布を行ったのですが、そのついでに接地の見直しを図りました。

購入+軽い修繕と同時に接地抵抗を測ったのですが、惜しい!という値でしたので、せっかくだからもう少し下げておこうと思った次第。

あと20Ω位下がってくれていたら、いい感じになるんですけどねぇ~。
勿論、結構上等な漏電遮断器がついているので、法令上は500Ωが最大値です。
そのため、この値でも問題ありません。
ですが、普通の家庭では漏電遮断器なんて、テストしないでしょ?
だったら安全の最低限度である法令以上を守るのが必達なのは至極当然なのです。
(一般にはしないかもしれませんが、私はできるので、そこは問題なかったりする…)

法令や一般に言われる仕様を何らかの成果物の要求仕様だと勘違いされている『頭の残念な方』や、『湾曲解釈‼身勝手なご都合主義な方』が結構居られます。
法令や仕様は最低要求であって、品質をこれ以上低下させないための最悪要求限度値です。
決して、成果物の目標値ではありません

要求よりも性能が上がる分には全く問題ない事の方が多いです。
ですが、現実問題として、より良い性能を作れる能力を持っている企業体は殆ど居なくなりました。
結果、偽装が横行し、近年の日本製製品の没落は見るも明らか、下手をすれば特亜で作れるものが、国内では作れなくなってきている始末です。
い方にあらかじめ振った設計や製作ができないのであれば、その時点で明日をしのぐ糧を稼ぐことができ無い可能性が高い人間であることを自覚すべきです。
例えば、接地抵抗であれば、周囲がしっかりと乾燥した条件下で測定すべき値なのです。

そんな訳で、居間の軒先と、屋外の倉庫に良い感じの接地極を埋めて、並列に繋ぎ直しました。


資金と時間と工具に余裕があれば1桁Ω以下を狙いたい所ですが、工場のような高圧機器も無いですし、そんなことをしても大した効能を得られそうもないので、とりあえずこれで良しとしようと思います。

家の補修自体はかなり長い道のりになりそうではあります。

さて、本題。
いきなり成果物ができあがる事なんて、普通はありません。
物凄い長い、もしくは高い障壁であっても、いくらかの段階で小分けにして乗り越えやすい段階に分け、少しずつですがこうやって地道に一歩ずつ進むことが必要です。
進んだ数だけは確実に前進します

もしモチベーションが続かないというのであれば、小分けにした段階を成功として受け止め、成功が続く感覚をうまく利用してください。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。