おはようございました。
走行距離23万キロ後半のVitz RSターボモデル(NCP13)を未だに現役で使い続けているのですが、少しだけ困っていることがあります。
大型特殊な体格の私としては、ハンドルがちょっと遠いのです。
そのために着座は常に前のめり気味の直立状態、それでもまだちょっと遠い…ちょっとしんどいな…でも、エアバッグ外してまでハンドル変えたくないし…。
そんなわけでやってみました。
純正ハンドル使いながらハンドル延長!
見よ!この前後の差ッ!70mm手前に伸びています。
(本当は30~50mmで良かったんだけど、都合がつかなかったというのは触れてはいけない)
ここで注意事項です。
私はSUS材でも根性でなんとか加工する工具と気概を持って購入しましたが、一般人な方々は、アルミ材や鉄といった一般的な加工しやすい材を使われることを強く推奨します。
刃がガンガンやられます(涙)
さて、作成しなければならないのは、純正ハンドルと社外品のボスをつなげる板1枚。
そう!これだけなのです。
5mm程度の厚さのアルミ材か、4mm程度のSUS材です。私は近所にアルミの5mm厚の板を売っているホームセンターが無かったので、モノタロウで探したら…あ、SUS材の方が安いじゃん!と軽々しく飛びついてしまったのでした。
トヨタであれば、サイズとしては外形90mm、内径40mmあたりが丁度よいです。
注文して1週間弱で届きました。ん~硬そう。
今後は素直にCADで図面引いてレーザーカットしてもらおう。
さて、これをベースにガンガン削って穴開けて作ってゆきます。
必要なのはHKBのハンドルボスに取り付ける穴、M5のネジが入る6か所とハンドルを接続する切込み、そしてM8のネジ穴です。
トヨタのハンドル側にはネジ穴が打ってあるので、それを8mmのドリルで慣らして使って締結します。
ゴリゴリ半日かけて作り上げました。
これがハンドルと接続されるとこんな感じに嵌ります。
エアバッグを外します。電池外して2分程度置いてから側面のT30トルクスネジを緩めます。
手前に引っ張って取り外した後に、エアバッグ裏の黄色の部分をちょっと引いて浮かせたら簡単にコネクタが抜けます。
車体のハンドル外して…。
こんな感じにシャープエッジ対策でスパイラルチューブ撒いて保護かけながら、ステアリングボスに配線を通します。通したら作成した板をM5のボルトでステアリングボスにしっかり締結します。
こんな感じにステアリングシャフト部分から配線を通して、M8のボルトで作成した板と純正ハンドルをしっかり締結します。
あとはホーンとエアバッグを取り付けてハンドル側は完成です。
最後にウインカーレバーの延長治具を取り付けて完成。
早めにやっておけばよかった…。前のめりにならずに運転できるようになり、ずいぶん運転が楽になりました。
カーブでもハンドルが手元から離れないようになったため、グイグイ踏んでゆけます。
板を加工する以外はそこまで難しくありません。
車両メーカーは違えど、基本的に現物合わせしながら加工すればいいだけです。
基本的に板1枚の作り込みで終わる作業です。
気合を入れて遊んでみましょう。
ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。