2019年1月6日日曜日

シロアリ被害対策で床下の補強を行う

おはようございました。

我が家は最初からシロアリ被害があることが分かっておりまして、調べたところ大引き120mm×120mmが数本やられておりました。

床が抜けるまでは無いものの、お金を貯めて業者さんにお願いするまでには結構時間がかかります。
なぜなら、日本の景気回復を願い、世間のためという名目で浪費することにご執心な私は、そんなに収入が無いのも関わらず、夜越しの銭は持たない主義なのです。
いつ貯まるか分からないお金に期待するのは結構怖いと思うので、購入を機に一丁補強入れておこうか?と思った次第。

さて、補強を入れるからには無駄に気合を入れてみよう!
という事で、何とか強引に床下へ入れ込めるサイズの大引きを買ってきます。
1日でできる量で考えたところ…
防腐剤を含浸させてある大引き90mm×90mmの2mを4本
そして、束石を12個と金属製の床束を12個
用意することにしました。
費用としてはおおよそ3万円弱です。

雪がひどくてシロアリ対策塗料を塗る!まではできなかったのは残念…。


普通は接着剤だけで終わらせる床束と束石の接続をアンカーボルトも加えた状態で組み上げます。
DIYだからこそ本来職人さんは手を入れたかったであろう無駄な時間をかけて手を入れることができるのです。
接着剤系は長期使用という前提においては、補助部材でありあまり信用しない
これが産業系野郎の基本思想です。

え?ステンのアンカーボルトじゃないの?って突っ込みは無しの方向で…。
こんな小さい奴に使ったら割れやすくなるし、振動ドリルじゃてが出なくて…(涙

テープでおおよその位置を記して

 ガンガン掘ります

掘った後はエアーで粉を吹き飛ばして滑らないように配慮します。

2か所穴を開けたら接着剤を充填したプラグを打ち込みます。
そして束にも束石にも接着剤をたっぷり塗りこんで…

 接合&ネジ締めをして完成です。

これを4本3か所支持ですので、12個作ります。
そして、これをしっかり接着させるため、数日乾燥させます。

乾燥させたのち、施工を行います。
大引きをうまくパズルのように回し込みながら入れ込んで…
現場で調整しながら組み込んだのち、最後に束と大引きを釘かビスで固定すれば完成。

レーザーで墨出ししながら束の回し具合で水平をとり、やられていた木材の代わりに支えになってもらいます。
でもね、意外と簡単。一定の均等なトルクを掛けたら案外とあっさり水平が出てしまいました。

これ、トイレと旧お風呂(現倉庫)前の廊下です。
10mmちょっと沈んでいたし、ギシギシ泣いてヤバかった廊下が綺麗さっぱり元通りの水平で程よい硬さに戻りましたとさ…。

大引きの材料が4本で1万円近くと高いのでなかなか手が出せませんが、この様な感じでもう2本ほどタイミングを見ながら施工しようと思います。
え?屋外でもないのにそんな上等品使うからだって?
湿気の多い地方であと30年は何とかしたいのだから、初期投資としては安いもんです。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。