2018年9月8日土曜日

トリシティにレッグバイザーを付けることにした

おはようございました。
我が家のトリシティ155はたまに自動車専用道路や高速道路を通るため、足元への風の巻き込みが結構気になります。
特に夜中の移動の時の足元が寒い事寒いこと…。

そんな訳で、レッグバイザーを付けることにしました。
こちらのレッグシールドとどちらにしようかと悩んでいたのですが、私の車両は白でして、色的に合わせにくいだろうと思い、選んだわけです。
決して貧乏という理由ではないですよ(嘘
取り付けも簡単で、標準の固定穴へのビス止め+中央部分が粘着シート(出荷時に張り付けてある)です。No.2の+ドライバ一本で取り付けができます。

さて、取り付け前がこちら。


取り付け後がこちら


標準状態では膝回りへの風巻き込みが多く、夜中の運転は震えながら運転していましたが、これで安心して夜中でも運転できるようになりました。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

全体の画像が欲しいというリクエストがあり、適当にとったものをアップします。






2018年9月6日木曜日

世間は台風21号の被害が前面に出ていますが、先に地震の被害対処をしてきました。

おはようございました。

私の実家は大阪市内にあり、大阪府北部地震の被害を受けております。
今回地震によってもたらされた実家への最も大きな被害は、『洗濯機を置いていたベランダが割れた』という事です。
40~50年前の建築物なので、本格的に手を入れねばならないのですが、私が手を出すのはあくまでも貧乏人が施す補修程度で終わってしまいます。

お金があるならお金で済ます内容なのですが、それができないのが今の現実。
デフレって残念です、成果を上げようが、給与が全く増えません。外国との貧富の差は増すばかりです。国は未だにバブル期真っただ中のようで、インフレ対策ばかりしています。斜め上の行動です。何時になったらまともなデフレ対策をしてくれるのやら…。
おかげで私は20年前の同業の平均給与以下で働いています…(涙


さて、妹の家は外壁にひびが入った程度でしたので、変性シリコーンを打ち込み、防水塗装を施すという一般技で暫定対処としました。つうか、外装やり直しなんて、とても私ひとりじゃできません。


しかしながら、実家のベランダ穴あきは基礎への浸水と木材腐敗が避けられないため、事前に暫定対処として防水テープとシリコーンによる穴埋めを行っております。
さて、1か月半ほど間が空きましたが、今回たまたま大阪に用事があったので、ついでに工具を車に積み込んで、対処に出かけました。

コンクリートを剥がし、色々状況確認を行っていると…

  • 穴が開いた個所の木材は朽ち果てていた
  • 排水口付近に金属(鉄)部分があり、そこに穴が開いて水が浸入していた

という事が判明。2つ目の要素が半分欠陥工事で、その被害とも捉えかねない原因でしたが、批判や文句を言っても何も始まりません。前進的な行動が現場では求められているのです。

さて、大きな柱はまだ何とか実用に耐える状態でしたので、簡易的に処置を行い、他の木材部分との連結部分をSUS金具で補強したり、木材の太さや幅を大きくし、種類をいくらか丈夫なものに変更するなどによって、強度不足を補う方向にしました。

勿論、水の侵入を想定して、先に柱や木材・板材への防水加工(今回はニス塗装)を行います。
そしてその上に防水シートを張り付けと変性シリコーンによる防水処置。
さらに1枚防水材を挟んで防水テープと変性シリコーンで防水処置。
さらにはコンクリートを打った後にカチオンシーラー+防水塗料×2層+トップコートを施すという、普通はしないような頭のオカシイ多段の防水対策で対処を行う事にしました。

普通はシートだけとか、塗装だけとか、もしくは2種類程度の組み合わせ…そういう程度の残念な工事が多いのですが、私が耐久消費財に求めているものは耐久力であって、安さはその次だったりします。
という事で、時間があまりないのでサクッとやっていたらちょっと残念な仕上がりではあるものの、無事雨天・台風21号到来前に完了しました。

皆様におかれましても、何を最も重視するか?順位付けはどのように行うか?など、事前に検討をしたうえでで正しい選択を行い、高望みせず仕事を進められることをお勧めします

ちなみに今回の優先順位は

  1. 金額(少なくとも工務店に頼む価格では生活が成り立たないので…)
  2. 工期は2日の朝から5日の早朝(台風のせいで4日の早朝に短縮)まで
  3. 多少の振動・地震などに十分耐えられる頑丈さ(建築初期状態以上)
  4. 多少の漏水やメンテナンス不良に耐えうる多段の防水対策
  5. 他の個所の付随工事(雑用?)も完了させる
  6. 仕上がり外観(例えば表面のモルタル仕上げをせずに次の工程に進める)

でした。現実の世界では基本的に全てを満たすことは非常なる困難です
何事も可能な範囲で妥協点を模索し、優先順位を挙げて処理することが最も確実な一歩になります。
ですので見てくれは相当悪いですが、妥協してもらっています。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。