2019年9月23日月曜日

講演会で話題提供をさせて頂く運びになりました。

おはようございました。

来る2019年9月28日に島根県技術士会において、話題提供をさせて頂く運びになりました。
お題目は『来たるAI時代に向けた点検自動化と下準備』です。
AI導入に関する理由付けと背景を元に、実際の現場に出ている我々はこの動きに伴い何を準備すべきなのか?の入門的な話を提供させていただく予定です。

詳細は、こちら『島根県技術士会の案内』より参照ください。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2019年9月16日月曜日

NCP13はスタビライザーブッシュで異音が出るので定期交換してください。

おはようございました。
VitzのNCP13及びその近い型式の古いトヨタ小型車のフロントスタビライザーブッシュは結構強引な作りです。
そのため、数年たつと、乗降時に『キー』と音が鳴ったり、運転時に『ゴリゴリ』音が鳴ったりしてきます。
今回も鳴り始めたので、ディーラーに点検ついでに変えてほしい箇所としてと頼んだのですが、より詳しい状況を確認できないと簡単には交換してもらえないらしく、
『金払うって言ってんのに面倒くせぇ奴だなぁ~!じゃあ、自分でやっちまえ!』
と暴走した次第。
乗降時に音が鳴るならサスペンションのアーム類、ダンパーの摺動部、バネの接触部大凡そこら辺です。

今回はアームに取り付ける部分に挟む大型のリテーナーが擦れて音が鳴る状態です。よくあるパターンです。
結構高めの音がした=周波数が高いので、リテーナー周りだと容易に推測できました。

ゴムの弾力が失われて押し付けが弱くなっているのでしょう。
元々かなりの曲がった強引な取り付けなので、少しでも位置がずれると擦れやすくなるのです。

さて、作業の話。
狭い所にゴム部品で強引に連結を行うレイアウトにした結果、ゴムに負担をかけやすい構造になっています。
ゴムは外部環境下において嫌でも劣化する部品ですから、何とかしたい訳です。
何とかしてボールブッシュが取り付けできないか?と思ったのですが、どうやらサイズ的に厳しくて、フロントのドライブシャフトに当たってしまいます。

直線式のボールジョイントで仮に組んでみたものと、正規のリンクのサイズ的にはこんな感じです。
そのため、どうしてもドライブシャフトに当たってしまいます。
どうやら簡単に手に入る市販品でポールジョイント化は難しいようです。
仕方ないので、従来品の新品交換で妥協することにします。

先ずは外すところから始めます。
ネジは12mm、シャフトは10mmです。メガネレンチや平たいラチェットレンチがあればそちらを使った方が楽です。
 外してみたところの写真です。
新旧比較したらわかりますが、 かなりゴムの厚みが違います。
組むときはゴムを侵しにくいグリスを塗り付けて組みつけましょう。
 組む際は左右を配置後、下側から組んでゆきます。
ゴムの厚みが大きいため、上側のナットが嵌りにくいので、タイヤを上げながら組むとよいでしょう。

そして、こちらが完成状態。
アームの下側のリテーナーがかなり斜めですが、正常位置に嵌め込むとこんな感じの位置関係になります。だからこそ、劣化したときに音が鳴りやすい訳です。

という訳で、さらっと試し乗りしてみました。
足回りでセッティングを煮詰めてみたことのある方は、軽く乗ってみた感じですぐに違いが分かるレベルに改善されます。
初期の挙動が物凄く滑らかになりますので、ぜひ定期交換をしてくださいね。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2019年9月10日火曜日

暗い夜道はセンサーライトなわけで…

おはようございました。
我が家は屋根の軒先に投光器が付いてまして、庭を照らすように配光されています。
ですが…使わない!電力大きい!スイッチ遠い!という事で、こいつもセンサーライトに変えて、夜中の歩行時に躓くのを防ごうと考えた次第。


グラインダーなどを駆使して上手く外すと…

中身(電線)出てるじゃん!
という事で、綺麗に劣化して割れていました。交換に踏み切って大正解。

防水処置をした木の板とステンレスのアングル材を併用しながら水平にダウンライトをつけてゆきます。
選んだのはPanasonicのLGWC51501 LE1 です。
 

やはり夕方から暫く20%の光量点灯は強力でして、真っ暗な足元が十分見える程度には照らしてくれます。
現在の我が家は駐車場が少し離れていますので、どうしてもここを通らねばなりません。ですので、夜中にうろつく私としては、簡単に安全に駐車場への道を確保する必要があるのです。
これで敷地内のほとんどの通路が夕方からそれなりに照らされるようになりました。
おかげで懐中電灯を使いながら下を向かずに気楽に歩けるようになります。

ちょっとした不安やちょっとした不便さが商売のネタや強力な販促道具になります。
皆様におかれましても、そういった小さな不満や小さな不便の解消はどこにあるのか?を考えて、ほんの少し手を入れてみることをお勧めします。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2019年9月2日月曜日

某社の本社工場機能が閉鎖確定したので改めて職の問題を考えてみた。

おはようございました。
予め断っておきますが、一部問題の孕んだ発言なので、こっそり削除するかも知れません。
私の得意とする技の一つに沈没船(倒産する職)から速攻で逃げる…即ち、数値以外での経営手法に関する危機の予測というものがあります。

過去、危機を感じて出て行った会社の一つが工場閉鎖で屋台骨だけ奪われ、あとはバッサリ切り捨てが確定したので、色々職について考え直してみようと思った次第。

ちなみに私の仕事の略歴は
  1. 製紙工場で水とエネルギーインフラ関係
  2. 郵便配達員(速達書留専門) 
  3. 半導体製造装置業で色々研究開発
  4. トヨタ専門の人身売買業
  5. 某大手SIで組み込みソフト屋
  6. 起業したての携帯電話ソフトウェア会社
  7. 名ばかりの組み込み教育専門業のはずが人身売買業
  8. SONYの子会社で電源開発
  9. ブドウ糖製造業で水とエネルギーインフラ関係、ZDT支援
  10. 建設系転売業で太陽光発電詐欺紛い
  11. 高速道路屋で設備メンテナンスという名目で教育と叩き上げ
とまぁ、こんな感じです。
このうち、経営がヤバいと思って辞めた会社は
3、4、5、6、7、8、10 です。
事実、挙げたうちの10以外は倒産、事業縮小、統合など大元の本体は既に殆ど残っていません。
1は、体力的に厳しかったのと、当時はガキだったので甘い世界を見て外に出たのが要因です。
2は元々雇用期間限定の契約。
9はどちらかというと経営層側からの嫉妬と虐めが鬱陶しくなった(主にコンプライアンス関連で…)
そんな感じで今残っている会社の状態を整理してゆこうと思います。

3について、今回の話題で本命で、少し前に某企業から屋台骨全部奪われ、機能の殆どを要らない部門として取り壊しが確定した会社です。
私の退職前半年間ぐらいは社長や会長たちと結構ガンガンやりあっていた記憶があります。
その原因たるや、昨今のセブンイレブンにも通じるものがあり、『技術の事を理解している(しかも的確な判断をしていた)ただ一人の役員を退任に追い込んだこと』に始まります。結果、技術系で商売する企業なのに、技術が無いという何とも情けない結果で今の惨状に至ります
設計思想と裏腹に入社数年目で分かるバグだらけの装置。
その原因を調べたところ、現場の設計能力の低さ(勉強&学習しない)やバグを埋め込んだ本人たちの利己主義崇拝が原因で、バグを埋め込んだ人たちが保身のために他を蹴落とし、後のお偉いさんになるという訳の分からない構図でした。中の結構なお偉いさんとは『行く場所が無いから無能な人ほど役職が高い』とか言う冗談をよくしたものです。
何と言いますか、戦略(=製品のコンセプトや方向性)は技術系の役員が作ってくれたのですが、個々への落とし込んだ戦術レベル(=組織全体の設計能力)の話までは手が回りきらなかった状況でした。
そんな訳で、戦術=現場の設計能力がぐちゃぐちゃな状況において、いい装置など作れる訳もなく、話題に挙げた技術系役員が直接手を入れていたころの劣化版で暫くは凌いでいた始末。
しかし、長くは持たない事は分かっていたため、その技術系役員は勉強&学習しない現社員たちに見切りをつけて素養の良い人を先行投資として採用して、設計能力を急激に高めることで、何とか軌道に乗せようとしたわけです。
ですが、ここで設計能力の問題を役員の責任にして技術系役員への総攻撃…。そしてあえなく役員終了。ここでマネージメントのプロやより高い能力の役員(そんな人がいればの話ですが…)に刷新ならまだしも、よりひどい銭ゲバ&経験と勘と度胸信者を役員に配置…。(ちなみにその役員は1年で切られましたがその後も延々と他責に走った訳で…。)
そんな他人に責任を押し付けることを至高とする会社が持つわけもなく、ただ一人の望みであった技術系役員を退職に追い込み、業績は徐々に悪化。売却でつないできた資産が10数年ほどでほとんどなくなり、東証一部上場という看板だけが残りました。今回近い業種の企業が買収して看板をもらい、要らない部門は捨てた構図になります。ぶっちゃけ、上場っていう作業は時間と労力と実績のかかる結構大変な作業ですし、商号変更だけで進められるのならば、願ったりかなったりであります。
当時は5年もつかどうかヤバい!と危機感を持っていたものですが、どこに資産を隠し持っていたのか?意外と持ちました。当時私が暴れていることに抗議しまくっていた輩に言いたいです『ね?私が言った通り速攻手を入れなきゃ救えなかったでしょ?』って…。


4について、ここにも書いた内容です。設計系の部門でした。会社は社員に何もせず、技術力の片鱗も見せてくれないので成長すらできない業界(トヨタ自動車の人からは色々と教えてもらえましたが…)でした。毎日パワハラとスメハラ(臭気で嫌がらせ)の応酬…精神的に幼稚だった私は即効で病みました。
ひたすら3の会社のバグの原因探しで得た技術を垂れ流すばかり…
トヨタ自動車(某研究所)自体は大喜びでしたが、その喜びも私が出ていくまでの半年止まり。人の出入りの多さを問題視してか、コンプライアンスの問題か?設計部門だけトヨタ自動車本体に吸収されることになりました。
ただ私の数ヶ月で基板や動力システムの基幹部分を0から再設計した成果は結構使えたようで、その当時起動修正したプロジェクトは一応できあがった様子で、形はできあがったようですが…。


5について、元々は独立系SI企業だったそうです。しかも東証一部上場。
ただ現実はひどく、新入社員と同じ扱い、遠方の出張先(例えば東京→秋田)で現地での15分程度の作業だった場合、有給休暇で作業を行わせる。新幹線代は当然支給しない…など結構な横暴具合です。
毎月数回の出張があり、有給がマイナスに突入しつつあるとか、毎月借金が大きく膨らんで生活苦で辞めざるを得ないというのもありますが、この空気は半端なくヤバい!と思ったのも事実です。1年生活がもつことはありませんでした。私が辞めてからすぐに某大手会社に吸収されて、元社員は冷遇され続けているそうです。
基板に仕込まれたバグをソフトで誤魔化している問題とか、静電気への脆弱性問題とか指摘したのですが、全く聞く耳すら持たない会社でした。
だからこそ、この様な会社に発注していたT芝さんはアナログで圧倒的シェアを誇っていたにもかかわらず、デジタル放送設備には全く入り込めない醜態を晒した訳ですが…。
現場に派遣されてからすぐにヤバい!頭のオカシイ連中しかいない!!と思ったものです。


6について、5の職で大きく膨らんだ赤字を補填するために、アドベンチャー企業でも致し方ないと我慢して入った会社。
最初はかなり融通が効いて楽でしたが、そのうち悪夢が起き始めました。残業は普通に200時間超えるし、300超えもありました。自分自身を管理するというなんちゃって管理職なので、当然のように残業代は出ません。時給換算したら普通にバイトした方が良い給与かもしれませんよ?
車(勿論自分の車)での資材運びや移動+電気工事などもやることが多く、殺される!と思い、適度なタイミングで逃げようとしました。
当時はビルドも通らんOSをリリースしてくるBREWなんてすぐに消える!UNIX系か、Windows系みたいにデスクトップでアプリが容易に開発・流用できなきゃ話にならん!と言って私は強く騒いでいたのですが、当時開発していたぐちゃぐちゃだったプロジェクトのKCP+(KCP2)なんて速攻消えましたよね?言いたかったこと分かってもらえました?
こんな会社が成り立つ訳が無い!…今年無事死亡が確認できましたとさ…。ベトナムの人達にあんなひどい事して…国際関係を間違いなく悪化させる布石を打った会社だよなぁ~。


7もともとOSで商売をしている企業の教育部門が発端だった企業です。ただ実態はただの人身売買業で、教育部門は政府の助成金を元に詐欺まがいの教育事業をしていた記憶があります。かなり面倒くさい人がいて、自分の思い通りにならなければすぐ切れる人が真上に付きました。本人は日中は昼寝と耳かきで忙しく、入社間もなく右も左も分からない私に大量の注文を投げて放置プレイ…。そして教育現場でバカチョンという言葉の嵐…。面接とは異なる雇用条件も合わせ、ヤバい所に来てしまった!と、数日で退社を決意した記憶があります。その人は私が出ていくちょっと前に辞めたけど…。
始末の悪さから親企業から切り捨てられて孤立。そして、親会社は別の教育事業を立ち上げると言う有様。
今もなお助成金詐欺で何とか食いつないでいる模様。かなりしつこい勧誘電話で有名なご様子です。中身の薄い教育で有名になってしまったので、助成金関連の問題が無くなれば消えるかもしれませんね。そういえば意識高い系の企業集団に吸収されていたなぁ~…、


ここに書いた内容ですが、ひたすら工数(時間をかける)を上げることが成果になるので、ひたすら問題の周りをお祭り騒ぎで踊っています。生産的創造や進歩は悪だ!という空気が流れていました。当時で普通に使っていたデジタル制御式の電源や、マイコンによる拡張機能の実装をしようとしたら猛攻撃を食らった記憶があります。勉強&学習しない人が上で居座っているので、その人が理解しようとしないものを作ることは許されません。辞めようかどうか?と揺らいでいる途中、親会社の結構重鎮な方に面談を求められましたが、堂々と断りましたっけ…。
結構な人が実務は派遣に丸投げで自分は昼間にネットサーフィンやトイレで昼寝、夕方から動き始めると言う有様。私が自分の領分の仕事をさっさと片付けて帰ったら、この会社の純正社員のキレられました。
(勿論、私はある程度周りに対してトラブルになる点を事前に忠告するというアドバイスもしてましたし、周囲にも幾分か、事前に危険な点をそれなりに伝え、さっさと問題解決しないとえらい目に合うよ?とサラっと防波堤工作を行っていました。自分の領分はこのキレた人の指示範囲内で何とか形にはなる妥協点を模索して順調に進めめていたのですが…。)
こんな業態が続く訳が無いと思っていた通り、設計部門は大幅人員削減と引っ越しか退職の強要がされて設計拠点の集約をされています。嫌でも生産しなきゃ許さない方向に振ったようです。
今は愛知の北西の方に拠点がありますが、元から電子回路の設計能力が私より相当低い人間が多い中では、これからどんどん厳しくなるでしょうね…。


10現社長(旧副社長)から役職までの中身が全員意識高い系の巣窟という恐ろしい企業でした。その割に自社の社員には優しくないです。いや、厳密には新卒からいる社員以外には…というべきでしょうか?言葉にしない程度のネチネチした上手いパワハラの巣窟で他所から来た人の結構人の入れ替わりが激しいです。
隣の芝生は相当青く見えるらしく、自社内のまだ稼げる余裕のある主力部門について業務改善をないがしろにしながら、ひたすら数打てば当たる方式で事業を展開しようとしています。私がかかわった物も新規参入した業界の事を色々調査せずにノリと勢いだけで参入を決定してしまったようでした。(この会社ではよくある事らしいです)。
入社早々私費で会社の備品を大量に色々買わされ、やっとこぎつけた数年越しの事業立ち上げて初めての契約(私が来て半年程度で実現した)も直属の上司が全力で握りつぶす(自分がとってきたものではないから…という下らない理由)という事を自然にやってのけてくれました。おまけに建設系なのに技術士という資格の存在自体知りません。仕事取るのに参入要件で要るだろ!
知らなかったら許される体で法令違反も自然にやってのけます。(そう思うと鳩山元総理って、こんな所にも悪をまき散らしていたわけです。ここは創価学会系で会社挙げての熱狂的な公明党圧し=応援強要ですが…。)
商社と言いながら既に主力は転売業に近くなり、この手の商社であるために必要なエンジニアリングサービス・流通保障の主力や関連技術力はどんどん捨てる方向で進められています。
私は営業で色々な企業に同行させられましたが、そのほとんどにおいて、直属の上司が相手にマウントとり始め、ドヤ顔をし始めて仕事を取ろうとするのには正直驚きました。
営業の販売や利益って、顧客との関係性で決まるものじゃないんですか?その顧客を相手に積極的にマウントとろうとしてどうするんですか?と思ったものです。
色々調べてみたら、この会社ではこれが流儀らしいです…会社の利益率や売り上げ推移をみたら…あ、納得…
社長とは言いませんが、経営者が毎日カネカネ言ってくる拝金主義系の出身だから致し方ないかもしれません。どこぞの東南アジアに作った工場も相当ひどいようで、色々と根本的なトラブル抱えていますが、奴隷のように現地人を扱っているためか、表向きは順調だそうです。国際社会に対して物凄い喧嘩を売ってくれるので、残念な限りだとも思ったものです。
現状の商売で(改善点はあるのに)限界が見えているようで、ギャンブル任せに新規事業を推進している部署があるのですが、そもそも先駆者が犇めき合っている業界・誰かが考えた商売が多いのに、素人が新規で事業をを興そうとするなんて言う自爆行為を積極的になされています。
自分の足元の少し隣の業界ならまだしも、関連もしない離れた業界で新規事業を推進していますから、外れる方が圧倒的に多い訳で、限りなくあたりの低いガチャ回しを延々とされているようです。
多くの経営者(特に社長)は新しいもの好きで刺激を求める傾向(儲からないけど手を染める)が強いのですが、厄介な事に自分のわがままが通る資金力なので、お金が続く限りはなんでもありなようです。
こんな会社、これから生き残れると思いますか?まぁ、今のうちに要らない部門を捨てれば生き残れるでしょうか、それは会社の大幅な事業縮小を意味する訳で…。私の見立てでは、近いうちに規模も利益も大きい弟分の会社に吸収される形に落ち着くと予想します。


そんな訳で、色々としょうもない昔話をしましたが、結局のところは営業なり、科学なり、人材なりのコア技術を蔑ろにした結果、自分で自爆してしまっている典型例です。
少なくともあと数年はムーアの法則よろしく技術も年々進歩します。つまり、世間様は年々進歩するわけですから、キャッシュフローを上げるか、利益率を上げるかのどちらかをしない限りは現在の会社を維持できることはありません
つまり、どの分野でもいいので自分の会社に必要とされる技術力を正しく上げ、技術に投資しないことには今の状況は維持できないという事です。

他人事だと思っている方が結構多いですが、できるだけ自分の置かれている状況を客観的にとらえるようにしてみてください。
通常の経営で主観の判断は絶対NGですが、投資に関しての最後の一歩は主観でなくてはなりません。その線引きにおいて、どこまで客観性を持たすことができるのか?という点が経営者の能力と腕の見せ所であります。

経営者の皆様におかれましては、物事を正しく捉え、経営判断に値するものをできるだけ正しく捉えるように努力してください。
これらの企業以外でもありましたが、欲に溺れている部下が客観性のある数字を出してくるとは限りませんよ?
『あくまでも、特例、ピーク、異例』こういう言葉はそこら中に転がっています。

ですが今の私は経営者ではない超絶平社員、自分は間違ったことを言わないよう立ち位置をそれなりに確保して遠目に見物しつつ、歴史に学ばない愚かな経営者を全力で『m9(^Д^)プギャー』とさせて頂きます。
でも、これらの企業において、毎回崩れて『m9(^Д^)プギャー』する少し前に、私は技術士らしくご丁寧に経営者・経営層の方々とは少なくとも1度は根本問題についてはお話しまたは話題提供をしているんですよ?本人たちが私の能力を軽く見たのか?雑魚扱いしたのか?詳しい話を聞こうとしなかったり、聞き入れなかっただけですので、悪しからず…。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。