2018年1月29日月曜日

UARTはまだ現役です

おはようございました。
現場の設備は未だにRS232を利用したUARTが使われています。

理由はシンプルに
『過去の遺産(ライブラリ・仕様が使えるから』
『CPUに負荷がかかりにくいから』
『決まり切った形式であるので、ハード側がある程度固定され、一般的に広まってている』
というものがあります。
そんな訳で、結構広まっている͡この仕様は皆さんに都合億使われています。

USBの実装コストがだいぶ安くなってきましたが、それでもなお実装コストはRS232の方が若干安いので、よく使われます。

USBは結構部品点数が多かったり、CPU側の対応が一部だったり、各社の設計資産が未熟だったりします。
昨今はその傾向がずいぶん改善されましたが、それが市販に広がるのはもう少し先でしょう。

そんなわけで、作ったのは、
CISCOのルーターに繋げられるRS232→RJ-45の切り替え冶具
RS232のストレートとクロスの変換ケーブル

です。
クロスとストレートの変換は、

  1 CD
  2 RXD - TXD 3
  3 TXD - RXD 2
  4 DTR - DSR 6
  5 GND -GND 5
  6 DSR - DTR 4
  7 RTS - CTS 8
  8 CTS - RTS 7
  9 RI


こんな感じです。

CISCOの接続ケーブルは

    ┏┓
 ┏━━┛┗━━┓
 ┃┃┃┃┃┃┃┃
  1 2 3 4 5 6 7 8

RJ45---DB9F
1------8 (RTS-CTS)
2------6 (DSR-DTR)
3------2 (RxD-TxD)
4,5 ---5 (GND-GND)
6------3 (TxD-RxD)
7------4 (DTR-DSR)
8------7 (CTS-RTS)

こんな感じです。

もう暫くこいつらとお世話になりますので、使えるときに使えるように、時間のある時に作っておくことをお勧めします。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。





2018年1月21日日曜日

高圧検電器を修理する

おはようございました。

年明け前に色々と壊れたものがありまして、その中にあったものの中に高圧検電器があります。
今迄の壊れたものがたまっていたらしく、3台壊れていました。
何のことなく『使い方が雑だったから』なのです。
会社(組織)の持ち物を雑に使う組織って、未熟だなぁ~と思う訳です。
精密な機会なのに、投げちゃあいけませんよ?
雑な使い方は困りますねぇ~。
私がボスならお仕置きものですが、ボスでも何でもない一介の輩なので、静観しておきます。
ただ、壊れたものをすぐに用逸してくれないという状態では仕事がままならんので、とりあえず修理しておきます。

ばらしてみたら、どうやら圧電スピーカーが壊れているものが二台ありました。

圧電スピーカーはセラミック素子ですので、加圧には強いですが、引張には大変弱いです。ですので、落下や曲げには大変弱いです。
お気を付けくださいませ。

その中の故障した1台はスイッチが破損。
オムロン製のD2MQ-1Lでしたので、購入して交換します。

この時点で送料が部品代を超えてしまって、何やっているんだか分からない状態になりました。
まぁ、地方都市の定めかかもしれません。
別の1台は落下して割れていましたので、エポキシ系接着剤&樹脂を流し込んで、終了。
こちらは面白いものがあまり無いので、写真は割愛です。


軽く動作チェックして、検電器を試験して終了。
無事動くことを確認して予備品保管します。

既知の電圧と周波数を与えて動作確認をしっかりしましょう。
動く動かないの境界試験をすることをお勧めします。
無い場合は検電器は試験器がありますので、素直にそちらを使用することをお勧めします。


年明け早々の修理はこれにて終了、
今年もいろいろ手を付けていきますのでよろしくお願いします。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。