2024年2月20日火曜日

冬の風物詩、2023年度冬ボーナスの消え先の測定器たちについて

おはようございました。


私の様な測定キチガイにおける冬の定例毎といえば

『新しい測定器の導入』若しくは『測定器の更新』

でして、職場の測定器が何もないので、何かしら数値的根拠や指針を探る道具が手放せない訳です。

えぇ、分かっています、「お前ちゃんとした会社に転職したほうがいいじゃないのか?」と言いたいのですよね?分かります。

でもね…

転職回数2桁越えと過去のキチガイ上司&キチガイ同僚による苛烈査定(過去の職での私に対する糞判定)を舐めんな!

普通に調査会社使ったら、最悪な人間としてしか出てこないんですよ?

日本は禊の文化です。誰かが悪者になって、悪を祓わねばなりません。

そりゃあ、日本においてプロジェクトの問題点は誰かの責任にせねばなりませんから、丁度真面目に仕事しない奴には小煩い糞野郎&デスマーチではない限り定時までに仕事をキッチリ片付けてさっさと帰るような奴が居たら、全部そいつの責任にして、私は悪くない!っていうのが堕ちた日本の一般企業なんですよ?

ね?だから私が嫌で出て行った会社は大体が傾いているでしょ?

ガチでヤバい状況押し付けられて仕事するときは普通に3徹ぐらいしてでも納期やスケジュール守るんですが、その努力は誰も認めてくれません…(涙


さて、そんな訳で世間は雇用の流動性とか言ってますが、それは単純に

労働奴隷が運よく流れてきてほしいな…(チラッ!チラッ!

であって、

金を積んでもいいからいい人が欲しい!

は、超少数派であったりします。

おまけに私みたいに先端技術のお零れで遊んでいるような輩は研究開発職としては微妙だし、現場のおっさんとしては仕事後のご褒美予算請求が面倒くさい中途半端な代物であったりもします。

しかも厄介なことに、現場ウケは非常によろしゅうございまして、入社後に暫く経つとマウントとりたかったご老体連中がキレ始めたりします。

近年の相手にマウントとってホルホルしたい連中の多いこと…残念ながら、私は暇つぶしに技術士試験を受けて受かるような先端技術のお零れで遊ぶガチ勢です。

なので、専門分野にあっては資格試験ごときで勉強しなきゃならん程度の方々と違って、ちょっとそっとの事じゃマウントとれませんよ?と…


そんな訳で能力が無いけど昇進してしまったご老体様は、相手をけり落とす政治ごっこは大得意。

なので、私にガンガン自然体で嫌がらせしてきますから、嗅覚以外は大体悪い私は会社の隅に追いやられます。

そしてあえなく(キチガイ相手が大嫌いな私)転職に…と言うお決まりの定型パターンなのですが、そこんところは一般的には真面に相手にされません。

人事部だって、実は役員や取締役クラスがコンプライアンス違反の根源で、法令違反とパワハラぱっかしている!なんて、間違っても認められませんから、他人事です。


私はこの一連の流れは世間様結構に多く、一向に技術力の上がらない、寧ろ相対的に下がり続けている日本の現場の縮図なような気がしてなりません。

今時ちゃんと動く電子回路や装置を組める奴は極少数派です。

30歳超えてGHz帯でもない、16bit超えるような高精度アナログでもない癖にノイズで誤動作云々言うてるような糞設計者なんて回路屋とは呼べません。トレーサーとかギャンブラーですから、それ!

しかし、日本の堕ちて行っている職場は依然として『利用者にとって正しいかどうか?』という長期視点の評価なんかよりも『上司が気に入ったかどうか?』の方が評価対象になります。

客は欲しいものに対しては(自分が本当に欲しいものを理解していないので)平気で嘘を言い放ちますが、出てきてものに対する結果は正直です。

そしてその正直な結果は勝手に正の方向は少しずつ、負の方向はかなり大きく積み上がって、如実に現実を叩きつけてきます。

なので、上司が糞なら会社はどうやったって糞

という、所謂一般的な能力向上・資質向上縛りはこうやって生まれるのですが、役員クラスになると『専門外では小学校の理科すら怪しい』という現実は認めたくないものです。

訳が分からん!意味がよく分らん!の一蹴で凡その事は跳ねのけてしまいます。

一番わかりやすい例が『北極の氷が解けたら海面が上がる!』です。

あれ、氷が浮いている地域なんですよ?浮力の発生理由って分かりますか?

南極の氷が解けたら海面が上がる…ならわかりますよ?あっちは陸地ですもんね?

…と、このような地球温暖化とかいう一見もっともらしくメディアが多数派風に騒げば、小学2年生の理科の実験レベルの事すら世間様はわからないレベルなのです。

因みに、南極の氷は過去最大級に分厚くなって、調査船が近づけないほどです。

あれ?氷が解けて海面上昇って、何ですか?って話ですよね…。

勿論、海水温が上昇したら熱膨張で海面上昇しますけど、それほどのエネルギーを出せているのは火力・原子力発電所の4割近くを占める廃熱か、太陽と地球の位置関係のズレぐらいしか理由はあり得ない訳です。

気温で温度上昇?潜熱って言葉知ってますか?

どう頑張っても中学校の理科の話ですよ?で一蹴されます。

まぁ、私が今ココに居るのは、一部の仕事に対して不真面目な上司にガンガンケンカを売っても、左遷&窓際族化されることはあれど、準公務員だからそうそう首は切られんし、会社も簡単には潰れない、どっかの会社と違って残業時間が300H超えてるけど、お前自分を管理する管理職だから残業代無しな!などと極端なタダ働きはさせなられないし、遠方(東京〜青森とか)の出張交通費(特急券)は自腹とかもないし、出張?現地の作業時間が8時間無いから有給消化日な!なんて事も無いわけです。しかも退職金は今のところしっかり出る予定…。親会社が超絶糞でキチガイの巣窟、しかもそいつに媚びる管理職はもっと糞とかもない(政治家と財務省は糞連中ばっかだけどあれは一般で使われている日本語が通じないキチガイだから日本語通じないガイジで処理したらよい…)し、そう考えたら随分と気楽なもんです。

さて、こんな世間と対話するときは小学生相手と思わないと多分アウトやで?って話はさておき、本題。


漸く?お国もフロッピーディスクがそもそも売っていないことを理由にフロッピーディスクの排除を始めました。

そんな訳でこのビッグウェーブに乗らない手はないッ!ってな訳で、貴重なフロッピーはPC9800用に確保したいため、脱フロッピーを目指しました。

そこで手に入れたのはPCカード仕様のDL1740EL

CFカードアダプタに、ADR-SDCF2ADR-MCCF みたいなアダプタを突っ込むと、今どきのSDカードが使えます。

とりあえず32GBを試してみましたが、頗る快調です。

もうちょっとだけロングメモリが欲しかったんだよね…でも本当に欲しいものなんて高級車以上の価格だし…ということで、勝手のいいそこそこのスペックの中古品です。

どうせ自作界隈で100MHz以上の話は当分出ませんし、この程度で十分です。

(…まさか100MHzのオシロで100MHzの信号測れるよ?なんていうおバカさんはいないよな?と一応突っ込んでおきたい。最低で5倍以上の周波数帯域が必須要件ですよ?じゃあ何でお前はFETプローブ持ってんのか?って?電源ノイズ測るための入力容量削減のためだけに決まってんだろ!)

そんな訳で、画像だけでなく、今までLAN経由で撮りにくかった波形のサンプリングデータがガンガン採れます。



そして追加で導入したのは日置電機のPW3335PW3337です。

えぇ、どっちも個人で持つような代物じゃぁございません

私の事をよく知っておられる方はご存じですが、電源の特性測ってニヤついているのが私ですから、とりあえず私が扱う範囲を測る範囲で手短な奴で最高の物を…と考えた次第。

家にはなぜか中古のインバータが転がってますから、“どうせなら、インバータの効率測りたいよね?”と、DC~出力、入力~DC間の効率も1台で測れるPW3337に落ち着きました。

そうなると問題になるのが電池を使った回路や待機電力測定。

待機電力は一番勝手のよさそうなPW3335で!となった訳です。

これで工場で散々議論の分かれていた

“弁操作で絞るかインバータ化するか?どっちがお財布的に省エネ?”

という判断基準のあいまいな悩ましい問題について実際の効率と電力量を見ながらガチで閾値を探すことができます。

もう個人のやる事じゃないですよね?でもちょっとうらやましい…なんて思っている工場系・ヒートポンプ導入したい系な方々は、実際に数値化して可視化できますので、気が向いたらご相談ください。

ぶっちゃけ測定器の範囲がこの前導入したPW3365-10とガチ被りなところもあるのですが、あっちはインバータが苦手なので、まぁ、いいっか…と半分諦めました。

それにPW3337直列挿入抵抗が1[mΩ]以下と、とんでもなく低いので誤差少なく気持ち良く測れるし、効率の自動計測で使っている横河のWT200複数台運用から卒業=かなりの高速化できるしね…なんて思う今日この頃です。

まぁ、しばらくは効率測定が3系統+2系統の電源でもできる…という話で終わりそうです。

おっと!電子負荷はが2台しかなかった…もう1台(高圧用を買い)足さなきゃ…なんて、フラグを立てておきます。


ではでは、今日はココまで。

またの機会に会える事を楽しみにしています。