2016年4月6日水曜日

突然ですが、東京都に引越しました。

個人的な事情もあり、東京都に引越しする事になりました。

このご時世に態々転職とかいう変態じみたことをしたという事もあり、折角なのでその原因を勝手に書き殴ってみようと思います。
電気主任技術者なのに発言権もなく、責任だけとらされる平社員の方は共感できるところがあるかも知れません。

転職に至った原因は多々ありますが、一番大きいのが実際のところ
『自らのやれる限界付近に達したが、そこから一歩踏み出すには、現状はとても窮屈過ぎた』
という感じでしょうか?
まぁ、ぶっちゃけて言えば、次の様な内容です。

法令遵守やコンプライアンスと騒ぐので、私ができる範囲の精一杯の事をやり尽くしました。
まだ残っている違反箇所かつ私の守備範囲は、法令遵守のために人事権が絶対に必須なのです。しかし、少なくとも4年交渉しても無駄でした。
余りにおかしいので調べみたら人事権持っている役員こそが諸悪の根源で、しかもコンプライアンス担当とか言うふざけた組織体制です。
法令違反の(指示)責任は電気主任技術者、でも実質(ここ重要)で直せる発言権は一切なし。
予算の様に立場を考えてうまく行動すれば、何とかなる範囲ではありません。
どう見ても詰んでいました。
そして、4年越しのお願いはいつの間にか犬猿の仲を構築して、人事権を持つ役員からは完全に敵とみなされてしまったのでしたとさ…そしてお得意のパワハラで無事終了
そんな感じです。

おや?『あんたはそんな事じゃあ諦めないだろう?』と思った方は、いい勘をしてますね。

より詳細なことを言えば、その役員連中は自社からゴマスリでの成り上がりらしく、動かすには親会社からの圧力が一番手っ取り早いでしょう。
コロコロ代わる親会社からの出向社長も、運次第では当たりが来る事もあります。当たれば一気に形勢逆転です。
社長がダメなら、親会社、それが駄目なら国を動かす方向でやればいい。
パワハラにはより強力なパワハラです。
泥臭い職で得てきた大人気ないやり方なら負けません。
今の私なら時間をかければできる程度の問題です。

ですが、真面目に億円単位のコストカットして、今迄手付かずの法令違反箇所を解消して今の扱いというのには、いい加減面倒臭くなった。
そんな大層な給与もないし、いい待遇でもない。ただの一介の超平社員。
おまけにちょっと前に話題にさせて頂いた石炭火力発電所の問題もあり、原発が来るより割に合わないと悟った次第です。

まぁ、度々のつまり私にはタバコの臭いが相当きつかったって事です。

話が二転三転していますが、全て自分で感じた事です。
人が会社を辞める事情なんて多々あるかもしれませんが、私が辞めるに至った理由なんて最終的にはひとつに帰着します。
この会社はもう先が長く無い事を悟ってしまった。これだけです。
私が駄目と判断した会社はほぼ100%何らかの形で死に掛かっています。
私が悪運を呼ぶのか、それとも私が中途半端に手助けして自覚症状が得られなくなるまで中途半端な延命してしまうのかは良く分かりません。

しかし、私が駄目な会社と思って逃げて言った会社は、ほぼ畳まれる状態か畳んだ状態です。
私が長年の人生で誇れるのは、変な要領の良さと、こういう無駄な感性だけが研ぎ澄まされちゃった点だと思う次第。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。