2020年10月31日土曜日

大半の人間は仕事なんてしたくない

 おはようございました。

最近何かとげんなりさせられることが多いのですが、漸く腹づもりが決まったので落ち着いて前を見ようと思います。

えぇ、転職するのではありませんよ?念のため…


さて、最近とても強く思う事がありまして、

『大半の人間は上司の顔色以外見ずに仕事をしている』

という事であります。


まぁ、もともと私が特殊な変態でありますので、人以外の仕事らしき障害になりそうなものは先手を打って潰しにかかるという、一般人からすれば訳の分からないことをしていた、もしくはそういう特殊な環境下で徒党を組んでた手前、仲間以外の職場の人間なんて興味が無かったというものもあります。

ですので、なんで人事発表でこんなにお祭り騒ぎをしたがるのかも分からなかったですし、人に関するうわさなんて全く興味なし。おまけに職場の人間なんて仕事に関係しない人もしくは極端に邪魔をする人以外は名前すら覚えていませんでした。(スミマセン)


現職はインフラ系の設備関連職ですが、何か問題があっても先ずはその場でお祭り騒ぎをすることが優先的な風習になっており、課題や問題解決謎をしようともしません

過去の職(SONY系の子会社や携帯開発現場等)でもそうですが、問題が見つかったら、先ずはその周りで踊るため施策に全力投球するというのが一般常識のようです。

決して馬鹿にしているのではありませんが、一般的には仕事なんかに興味は無いので問題の解決方法を考えたり、改善を考えたり、新しい手の内を作る事、勉強して自分を磨くなんて言うものに注力する人なんてほぼいない。その程度の人しか普通はいないってのが一般企業の実態だというお話でした。

ですので、私からすれば普通に真面目にやってれば専門としている分野においての技術士程度の資格は30代で取れていないとおかしい訳ですが、その当たり前・普通の技術職という水準が相当世間様からずれていることを漸く気付き始めました。

ですので過去私は、無駄な工数割いている人を見て毎回アドバイスしながらも全く効く耳を持とうともしない輩どもに憤慨していたのです。

しかしながら、知らない魔法のような言葉を述べられても聞かないのは当たり前であって、理解できる水準にすら達していない事位気づけよ俺!な訳でした。


まぁ、そんな訳で、子会社である=踊っていれば工数稼いで勝手に儲かるという訳の分からない社会的仕組みであることや、そもそもそんな真面な人なんて少数派だよ!という事で、普通に仕事を片付けようなんて考えが無い事(いや、問題に直面した当事者たちは至って本気で片付けようとしているようですが…)はそろそろ気付いてほしいと思う今日この頃。

まぁ、この問題を解決しようとする中間層も少数派ですし、そういう人材はそれなりの会社にいるってのが王道です。

ですので、伸びない会社はそもそもそういう人材を育てる気もないですし、上司や組織体制がそういう人材固められているので、いくら優秀な人材が入ろうとも集団虐めにあって即終了です。

という事は退職する人の多い会社は

自社の空気に合った人材ではなかった

もしくは

そもそも良くしたいなんて考えている人材を受け入れられる土壌が無い

のどちらかでしょう。

前者なら救いようはありますが、後者なら…まぁ、正常に成長している会社なら前者なんですが、停滞しているならほぼ間違いなく後者でしょうね…。

逆の言い方をすれば、その土壌と人材さえ手に入れれば単独トップの立場を手に入れる最低条件を手にれることができるのです。
大変高いハードルだとは思いますが、これが上流でそこそこ戦える会社としては最低条件です。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。