おはようございました。
最近余って流れ始めている360度の水平方向の距離センサーである、LIDAR MB-1R2T に手を出し始めました。
水平1軸のLIDARでして、TF-miniみたいに1点ではないので、360度ぐるっと回りながら距離を取ってくれます。
接続するコネクタはJST(日本圧着端子)のPHコネクタの8ピンの物が使われています。
5V入力で駆動し、3.3VのUART信号が出てます。
ビットレートは153600pbsです。
PCではメジャーではない速度ですが、9600の倍数なので、エラーが少なくなります。
信号はこんな感じで出てきます。
とりあえず今回は事初めに必要なものを準備します。
M3で25mmの支柱を4本、カメラ三脚で使うなら5mm程度の厚さの板、エレベーター三脚で使うなら10mmの板を準備します。
こんな感じで穴をあけて、
支柱を立てて取り付ければ完成。
今回はカメラ用三脚(UNC 1/4-20ネジ穴)とレーザー墨出器で使うエレベーター三脚(UNC 5/8-11ネジ穴)の2つを用意しました。
カメラ用三脚は下穴が5.1mmなので比較的簡単に空けられますが、エレベーター三脚用の穴は下穴が13.5mmなので結構大変です。
樹脂系材料の方が加工が容易です。金属でやるにしても、軽金属で片付けることをお勧めします。
ちゃんとしたフライス盤・ボール盤なんかあれば鉄でも問題ないですが、13.5mmやそのタップを手で空けようものなら、相当頑張らないときついです。
さて、この手の物はモーターが出っ張っており、そのまま転がしながら弄るのは結構大変なので、こういった台を作ってから作業に入るとずいぶん楽になります。
ちょっと遠回りではありますが、目標位置を狙える環境を準備してからUARTの送信内容を解析するというのが正攻法です。
遠回りで時間がかかりそうでありながら、実はこれが最短ルートのやり方ですよ?