2021年2月26日金曜日

RS-232が機種依存性が高いよ?というのを波形で確認してみよう

おはようございました。

ずいぶん前に『RS-232Cという曲者には気をつけろ!という記事を書いたのですが、たまたま波形を撮る機会があったので、備忘録として晒しておこうと思います。

先ずは現場で一番愛されているBUFFALOのBSUSRC06です。

安定した波形としっかりとした振幅…さすがですよね。
絶縁用途が無い、もしくはノートPC・タブレットでの使用であればこれで間違いなしです。

続いて少し前流行ったよくあるチップFTDI製のものです。
波形はきれいですが、振幅はそこそこ。
サーボパックや現場のシーケンサーではちょっと通信エラーが出るかもしれません。

続いて昔はBUFFALOと双璧をなしたI/Oデータの製品
ノイズもそこそこ酷いですし、振幅もそこまでしっかりしていないので、あまりお勧めできません。

最後に秋月電子でよく使われるZywyn製のチップ
振幅もそこそこで結構なノイズです。
格安で手に入りますが、安かろう悪かろうなので、現場では使わないようにしましょう。

そんな訳で、現場では高くても鉄板製品を素直に使いましょう

エラー訂正のない通信を使うことが多いUART、RS232では正しく動いている前提が必要になります。その前提を確保するのは正しい道具の選定力とちょっとした投資資金です。

ではでは、今日はココまで。

またの機会に会える事を楽しみにしています。

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