オレと一緒でぶっ壊れたか?と思っちまったよ…
おはようございました。
見習い変ジニア@職場に干されている漢 です。
私みたいに手を動かしていないと死んでしまいそうになる人間にとって、仕事を与えないという現実のなんと辛くストレスになる事か…現職は変ジニアに対する嫌がらせというのをよく分っていらっしゃいます。
さて、皆様間に於かれましては、測定器類・電子機器類ついては時々通電する必要があることは良く熟知されているかと思います。
特に電解コンデンサ物は内部の構造上の都合から、時々通電しておかなければ簡単に故障する代物であります。
時々通電されますよう、お気を付けください。
現職では小電力無線がらみの評価もしているはずなのに、何故か会社ではTG付ののスペアナやネットワークアナライザを買わせてもらえない手前、困った私はLTDZ 35-4400M Spectrum AnalyzerやnanoVNAやLiteVNAみたいな小道具にあやかり、何とかそれっぽい状況証拠を固めることによって、仕事をこなしております。
さて、そんなLiteVNAですが、老眼を恐れた私は少し大きめのディスプレイサイズであるLiteVNA64と呼ばれる方をメインに使用しております。
先日まであまり頻度良く使っていなかったこともあって、久しぶりに電源を入れたのですが、何故かうまく充電されません。
リチウムイオン電池が死んだか?と思ったわけですが、同じように放置していたnanoVNAのほうは普通に充電できましたし、これは何かあるな?と調べました。
日本語サイトにおいては、LiteVNA62において『JH1LHV』氏(https://www.jh1lhv.tokyo/entry/2022/01/13/204710)が述べられているようにR1が過放電気味のリチウムイオン電池の充電を阻害している旨が出ていたのですが、私が持っているのはLiteVNA64…どうやら対象外です。
似た様なはずだと考え、回路図か何かのヒントはないか?と探したりもしたのですが、海外のサイトに見つかりました。
どうやら本器の設計者である『Hugen』氏がEEVBlog(https://www.eevblog.com/forum/rf-microwave/nanovna-custom-software/1800/)述べられているように、充電保護がかかるようです。
https://groups.io/g/liteVNA/topic/reduced_interference_from_usb/89382728
また、USBポートからの電源供給時においては、スイッチング周波数の関係で電源ノイズが乗りやすくなる傾向にあり、一度電池に流し込んでから変圧する方がよいとのことで、改造箇所を指示されていました。
弄る箇所は次の個所です。
・D1、R7(USB給電時にバイパス回路を形成する)→外す
・R1(バッテリー充電の限度値を決める抵抗)→外す
うっかり初期ロットに当たった方は、小改造をすることをお勧めします。
ではでは、今日はココまで。
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