2017年8月6日日曜日

悪い評価の理由を考える 後編(結論)

おはようございました。
これで今回の考察前職への嫌がらせを受けた仕返しは終わりです。

さて、これら2社が悪い評価を付けた理由は何でしょうか?
これら2社に共通することがあります。それは何でしょうか?
役員クラスの飲み会・面談を断った?
ぶっちゃけそれもあり得ます。
査定とかいうレベルを超えた点で影響がありますからね。
愚痴りやすい役員だったら、速攻で悪評が広がり、いかなる理由があっても覆す事ができません。それが日本のサラリーマンです。

事実、役員さんたちとは話したことがあります。
トヨタテクノサービスはそういう輩が当時の役員でしたが、SONY EMCSでは状況が異なります。
そのため、『組織が生産的では無い事』これが主たる原因でしょう。
より噛み砕いて説明すると、
『子会社組織が親会社への工数請求をもとにして、利益・収益を上げる利益構造を持つ』
これが非常に大きな問題になります。

つまり、生産性の向上をする事は人の仕事を奪うだけでなく、会社自体の利益すら減少させる最悪の技になる訳です。
たとえ生産性の向上が親会社の利益になるとしてもです。

SONY EMCSの場合は、基板・板金などの作成・検査工場も含まれていますから、試作回数を減らすと、ものすごい仕事不足に陥ります。
1回の試作で利益が百万単位です。これが全部飛ぶわけです。
ですのでP板.comみたいな安価な業者を使うのもNGに当たります。
ですので、他所から来た派遣社員が機能検証の試作で使う以上の事を禁止していました。

私の場合、SONY EMCSなら工数は1/3以下、試作回数は1/2以下に抑えていましたから、とんでもない売り上げ損失です。
トヨタテクノサービスなんか、数年まともな成果が出なかったものが数か月なので、1/10以上の工数削減でしょう。

見えてきましたか?
売上高を上げるためには、工数を単純に上げなければなりません。
ですが当時はデフレーションで次の仕事が来る予定すらありません。
つまり、生産性向上というのは悪でしかなかったのです。
ですから、生産性の向上結果を見せつけてくるような輩(私)は害悪以上の何物でもなかった
その結果、悪い評価が残る訳です。
忘れる動物である人である以上、当時の状況なんて覚えている人は殆ど居ないでしょう。
しかも、正直な業務日誌を記録・提出させるする会社なんて今まではありませんでした。
(勿論それっぽいものを出す制度はありましたが、内容なんて上司の望むもの以外を書いてはいけない

だから悪い以上の評価は残りません。
何故?と聞かれたら、後付けで理由を考えます。それが世の中です。

ですが、私は日誌を付けていますから、鮮明に残っています。
ですので、こんなに鮮明に書き出せる訳です。
何故私が内偵する業者を白痴箱と言ったかもう分かりますね?
数日前のことですら怪しい人間の記憶しかない会社組織に対して、内偵しようが事実と異なる結果しか出てきません。

ですので、私が空気読まない事実は散々残されていますので、そこは悪かった以上のことは、事実として相当怪しいと考えねばなりません。
これ、役に立つと思いますか?

第3者機関なんかに頼らず、実際に会って、ガチンコで遊びましょう。
それが相手を知るための唯一の手段です。


残念な事に、人手不足でインフレ化決定の世の中において、この利益構造は比較的早い時期に破綻してしまうことが明白なので、私は去りました。
ですが、本人たちが気付いているのかどうか?怪しい限りですよね…。
トヨタ自動車は気づいて何かしら手を打とうとしていますが、SONYはダメかもですね。(さすがはアメリカ企業=今は既にアメリカ資本なのですよ?)

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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