2017年1月8日日曜日

雇用状況を可視化してみる

おはようございました。

最近、人手不足に悩まれている方が多いのですが、いったいどんな状況なのか分かりやすく説明するために、完全失業率を可視化してみました。
大元のネタは10月ごろに出ていた日本政府の統計ですから、嘘は一切ありません
赤と緑の線の間はバブル期の上下幅です。

一番のピークが1.5%です。
つまり、いくら金を積まれても、接待を受けても、働かない(働かなくても食っていける)人が1.5%いるので、そこは雇えません。
バブル期の悪い時で2.5%です。
つまり、接待すれば手に入るかもしれない人が2.5~1.5%の間にいることを示唆します。
それより大きい値でも、2.5に近づくに連れて接待したり、給与を上積みしないと来ないという方向性になります。
ぶっちゃけた話、ここに人数(生産労働人口)を掛けて働く事が出来る絶対数が計算されますので、大阪と東京ぐらいしか選ぶ余力は無いに等しいです。

どうです?かなりヤバい状況だとわかるでしょう?
欲しい能力を持っている人間を雇える可能性は、何もしていないならばとても低いです。

都心は問題が軽減されています。住みやすいので勝手に集まってくるからです。
問題は地方都市です。
北陸は新幹線効果や新潟の港湾事業や羽越新幹線の前触れ、山陰も港湾事業や山陰新幹線の前触れなどで接待しないと来ない状況です。

愛知近郊は自動車系がすでに接待で人の確保を始めております。
考えてもみてください。私が新卒だったころである20年前の半分しか新卒の人間がいないんですよ?

今後景気が悪くなるというのは大嘘です。
事実GDPは横ばいであって、殆ど減っていません
市場要求は減っていないにもかかわらず、働く事ができる人材が不足しています。
結果、サービスの単価は嫌でも上昇してくるので、今後は一気に景気が良くならざるを得なくなります。
お客様が神様というデフレだから言える言葉は終わるのです。
頼むから買わせてくださいという時代がもう目前に迫っているのです。
早めに心を入れ替えないと時代の波に乗り遅れて倒産してしまいますよ?



ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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