2016年12月20日火曜日

魔法の言葉や薬・呪文なんて存在しないことに早く気づきなさい。

おはようございました。
最近、どこかの誰かが助けてくれる、自分は大丈夫(無意味な自信)、チャンスが来るはずだ…。
という、
『何、現実を無視して甘えてんの?』
という輩が多くて困る事が多いです。
チャンスは待つものじゃあない、準備して奪いに行くもんだろうが!

とはいえ、チャンスは時の運であるのは事実。
機会に出会えるまでは、現在の状況下において、量と質のバランスがとれた最善の問題解決を行うしかありません。

厄介な事に問題解決に至る道筋は常に地道であり、欠点の補完の連続であります。

何かで一気に変わるような夢の物語をよく語る輩がいるが、この世にそんな都合のいいものはありません。
いい加減、人生や企業をギャンブル場にするのは辞めては如何でしょうか?

例えば、昨今の求人。
特に求人を出している地方の企業さん。今は地方の方が完全失業率が低い=人材不足です。
そんな中、ガッチガチに給与あげないよ?と固めた給与体系では、先に抜き出た企業にいい人材を根こそぎ持って行かれますし、誰も入社しませんよ?

今の日本在住の若者は、大変恵まれる運命にありますし、貴方方が作り上げた素晴らしい教育の成果もあって、非常に現実を重視した選択を行います。
会社は給与と大きな退職金を持ってして、社員の帰属意識を高めて、幾らかの拘束をする事ができます
逆に言えば、給与も大きな退職金も無い企業ってのは、若い人にとって働く価値がとても低いです。
そう、『夢や理想なんかで飯が食えるほど、この世は甘くない』この事実を彼らは嫌というほど聞かされて育ってきました。
もっと言えば、できる人間は有効求人倍率が5以上とかいう素晴らしい状況下にあり、現職のできる人間ですら確保の維持が困難になってまいりました。

考えてみてください。
できる人は転職したら、仕事量が減って、環境が改善されて、年収が100万円以上は上がるのが実態です。職によるが、300近く上がるものもあります。
退職金が採算分岐だと気がつけば、動かれても何も言えません

10年前はあり得た『いつかはスーパーマンが格安の給与で手に入れる事ができる』なんて妄想はもう通用しません。
1人当たりのGDPが超低い日本にとって、仕事ができる人は何十人分の仕事を片付けますし、できない人の肩代わりを延々とこなしてくれます
その様な人材は価値が高いし、要領がいいので何処でも通用します。
しかしこういう人はとても希少価値が高い。
おまけに、人材の母数たる新卒は20年前の半分しか居ません。完全に人不足です。
できる人はその中の数%です。
少しでもいい給与で求人出せば人が来る?そんな妄想は都心のバイトを見たら明白です。
日本語をまともに話せない外国人だらけでしょう?若しくは、使えないからクビで仕事が見つからない高齢者。
幾ら給与を積んでも来ない実態が此処都心にはあります
大企業は先に手を打ち始めました。フットワークが軽いはずの中小企業が出遅れてどうするんですか?


そして、仕事の現場で働いているふりをしている方々。
仕事は自動で片付きません。
嫌な仕事はいつかは手をつけねばなりません。
嫌な仕事を若い人間に振ったら、パワハラで辞めてしまうかもしれません。
いい加減、真面目に働きませんか?

仕事の成果は
人手×技術水準×効率 の 時間積分
です。
至って単純に幾ら真面目にこなすのか?で勝負が決まります。


皆様におかれましては、魔法の言葉・妄想に惑わされず、真面目にコツコツとこなして実績を積み重ねる事をお勧めします。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。


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