会社や一定以上の組織において、共同の資金を幾らか使うことは避けられません。
個人事業主でもない限り、我侭な買い物はできないのです。
(実際問題、個人事業主ですら自由に変えるかどうか、怪しいですが…)
さて、そんな資金を利用する際、検収を上げるという行為が必ず発生します。
要は“目的のものが正しく納入されました”と、いうことをお金を管理している方に正しく伝え、組織として、取引先に対してお礼を伝え、契約した額面のお金を渡すと言う行為です。
(最近礼節を知らない人が多いので、怖い世の中になってきましたよね…)
しかしながら、この検収と言う作業、結構な問題でもあります。
周りから見たら分からないものであれば、適当なものを入れても検収を上げようと思えば上げれるのです。
そこが組織の腐敗、脱税、贈収賄の温床になるわけですが、電気関連の計測機器の世界では、測定器が正しい期待値を示しているかどうかを軽く検査する必要があります。
製品業者はは当然出荷検査をしていますが、山崎パンのようにお抱え運転手で無い限りは、納入されるまでの間の運搬の際、幾らか問題が起こることもあります。
実はこのお抱えの運転手を持つと言うことは、こういったリスク対策にもなりえます。
しかし認知が低いためか、もしくは、製品に対しての毒物混入があっても後追い対策ができれば良い=最悪客が死んでも企業は知らないと考えているためか、昨今の企業はリスクマネージメントが非常に苦手です。
話を戻しますが、精密機器も振動がかなり苦手なのですが、運搬業者の方の一部は、精密機器でも平気で投げまわして運搬するため、破損する事が有ります。
箱が大丈夫でも、面全体で衝撃を受けている可能性もあります。そのときに箱が壊れることは稀ですから、正しいものかどうか、確認する必要があります。
また、メーカーの出荷検査が正しく終わったとは言え、その出荷検査自体が正しいかどうかも最近は怪しい事が多いです。
出荷検査や、その物品・対象確認をしている人が社外者の安い給与の方である場合、出荷に対する責任を持たないことをメーカーは暗に公示しています。
そういった会社は意外と多いもので、食品業界は悲しくなってくるような有様です。
事実、私が居た会社の殆どは社外の方でした。
物を購入したら、その代物は正しいか?正しく確認する癖を付けましょう。
後半に続きます
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