2014年2月22日土曜日

反原発が過剰反応である理由=無知の知がない

私自身が色々な会合に出る事が多くなった昨今、ようやく気付いた事があります。
特にエネルギー問題。

エネルギー事情に関して、あまり理解しようとしない者ほど安易な反原発に走りたがると言う傾向が見えています。

私もあんな物騒なものは、使わなくて良いなら使わないほうが良いとは思っています。
しかし、現状がそれを許してくれそうもありません


  1. 日本が原発を止めても、偏西風や海流で運ばれる元先に居るお隣の国々が絶対的に止めない上に、むしろ増やしてくること。
  2. その国々は放射性物質を垂れ流してくれるので、より性質が悪いこと。
  3. その原発の維持管理能力は少なくとも日本よりはるかに低い程度であること。
  4. 日本の原発を止めただけで、イタリア2倍分程度の化石エネルギー源が不足すること。
  5. 停めた際に発生する3兆円+αの資金源が今迄の貯蓄から消えている=永遠に続かず国力低下⇒後進国の仲間入り。
  6. 後進国の仲間入りを嫌がっている人間⇒反原発という実態。
  7. 日本の原発停止のおかげで、世界の戦争(特にアフリカと中東)が増えていること。
  8. 日本の原発停止のおかげで、世界のエネルギー難民による死亡者がすごいこと
  9. 原発を止めても、冷却し続けなければならず。安全ではないこと。
  10. 原料を解体分散して埋設放棄しなければならないが、それを許容してくれそうも無いこと。
  11. 分散しない場合は常に核反応がソコソコ起きているため、生成物は結果的に大きく変わらないこと。
  12. 原発を動かさす動かさないの差は、結果的に放射線が定常的に長い間で続けるか、短期集中程度しか変わらないこと。
  13. 冷却は少なくとも、核反応が十分小さくなった時点から50~55年程度必要であること。
  14. 反原発民自身が省エネをする(江戸時代生活に戻る)気が全く無いこと。
  15. 日本が崩れたらおそらく世界の均衡が崩れ、リアル世紀末が待っていること。


度々のつまり、今ある燃料は使い切ってから冷却して埋設可能な状態に固化した後保存が一番妥当と思える状況にあります。
要は新設しないで、しっかりとメンテナンスを行いながら継続運転、終了後は福島みたいに欲を出さず、しっかりと廃棄
福島問題を起こしたのは、地元の知事を無理やり交代させた方々(メディアと地元民)と、民主党政権を選んだ方々(メディアと国民)が加害者です、それを真似しないようにしなければなりません。。

50年後、こんな危険なエネルギーなんて用いなくてもいいといわんばかりに政府が核融合側へ大きく舵を切り始めました。
今までの放射性核廃棄物は、中性子を高速でぶつけ、意図的に核分裂を起こして、半減期の短いものへ変換し、容易に破棄できるようにするようです。

本来、原子力並みにエネルギー密度が高い代物は、皆使わなくて良いなら使いたくない代物なのですが、なぜか理解されません。
実際、この原子力問題は原子力に携わっている彼らが一番よく理解しています。
では何故使わなければ成らないのでしょうか?もう少し深く考えて欲しいと私は願っています。


まともな技術者でも分野が違え

  • 電気は生成=消費のバランスを保たなければならない(貯めれない、もしくは貯めるのが非常に困難である)こと
  • 原子力発電だけが原因で水力発電の増設が必要になったと勘違いしていること
  • そのため、原子力発電のコストが高いと勘違いしていること
  • 火力発電の原価は80%近くが原料費だということ
  • 夏場のピーク電力は、ほぼエアコンだということ
  • 火力発電の多くはボイラーであり、ボイラーはどうやっても即応性が無いので、水力発電が必要であること
  • ガスタービン発電でも即応性はあまり改善されないので、結局は水力発電が必要であること
  • 自然エネルギー発電のおかげでより不安定になったため、より水力依存になりつつあること
  • 結局は揚水発電が国民の我侭の尻拭いをしていること

こういう基本的な事がわかりません。寧ろ電気系の技術者でも、こういう当たり前の事を知っているのは一部かも知れません。

原子力を含めたエネルギー問題は、本来なら技術者がしっかり解説して然るべきなのですが、マスメディアはお抱えの御用学者に頼り、全くその役目を果たそうとしていません。
ニュースはワイドショー化され、お抱えのコメンテーターという道具を使い、常に彼ら密入国者側にとって都合のいいように報道するようになって来ました。

まともな技術者になれなかったからマスメディア系の誰もがなれる様などうしようもない地位で甘んじている
その程度の人間が、あらゆる問題に対して精通しているわけでもなく、まともな議論をしようというのがそもそも不毛
結果、アレは真実のことを言っていない部分は完全に無視すべき媒体
テレビは昔で言う所の白痴箱という表現は正しい…そうしっかりと認識して欲しいものです。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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