2021年5月30日日曜日

どうやら左遷になった模様です(広島で暫く働くことになりました)

 おはようございました。

運が悪いというか、このタイミングで鳥取(米子)から広島市に勤務先が移りました。

あ…転職ではないですよ?念のため…。

という訳?で、どうやら残念なことに暫くこちらで電子回路やソフトを弄るようになりそうだ…と思ったのですが、暫くは尻拭いに追われそうです。

技術系の話をあまり考えずに業者を斡旋してきたため、まともに動かないで問題になっている代物やひたすら事務仕事の生成ために引き延ばしを図るプロジェクトなど、なんだか近代日本の悪いものが合わさった縮図な気がしています。

色々と問題が山積みですが、まずは地道に感を取り戻すところから始めたいと思います。

と思ったらお風呂の混合栓が…

栓の開け方を常時調整せねばならない代物でした…。
高温側の水栓が熱膨張で常時開度が変わるため、調整がものすごい面倒くさい奴です。
誰だ?こんなのを選んだ輩は???

ということで、自宅の使わなくなった風呂で無駄に転がっているサーモ付き混合栓(TOTO)を引っぺがしてきました。
では早速、必要なものを買いそろえます。


あれ?この時点で¥8000近くかかっているんですが…

無事取り付けられました。
後で気づいたのですが、新品買っても大して値段変わらん気がした…。
長居はする気ないので、サクッと片付けてしまいました。

測定器もそれなりに少しだけ持ち込んで色々と感覚を戻してゆこうと思います。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2021年4月25日日曜日

我が家のVitz(NCP13)を長距離運転しやすい様にクイックシフト化+延長をする

 おはようございました。

とある事情で広島と米子を往復することが多くなりました。

そこの準備で純正ハンドルを延長して少し楽な体勢で運転したいという願いをかなえました。

長距離運転で楽になるための次の手立てとして、ハンドル位置に近い位置でシフト変更したい…というものがあります。

しかし、我が家のNCP13は既にTRDのクイックシフトを組んでいる状態。下手に延長したらずいぶんと操作するストロークが増えて面倒になる事請け合いです。

そこで、シフトのシャフト部分を延長したものに入れ替え、がっつりクイックシフト化したのちに延長して手元でノーマル状態並みの距離にしようと画策しました。

オークションで加工済みのカローラランクスの物が流れていたので、こいつを使う事にします。
まずはノーマルのサイズ
加工品のサイズ
いい感じにクイックシフト化されることが期待できます。
カバーを外して掃除をします。
そして入れ替えました。
車種は違えど同じ寸法のネジ穴位置なので、ものの見事にきれいに収まります。

せっかくなので新品のブーツに変えて、10㎝延長しました。

無事ノーマルに近いストローク量に抑えられながらもハンドルの近くにいるのですぐに手が届きます。山道でもぐいぐい遊んでゆけるでしょう。

これで往復の運転が楽になると思います。

ではでは、今日はココまで。

またの機会に会える事を楽しみにしています。

2021年3月31日水曜日

石油ファンヒーターの調子が悪いので修理する

 おはようございました。

家で使用している石油ファンヒータの調子が悪くなり始め、とうとうエラー表示をして動かなくなるという状態になりました。

三菱製の古い奴で20年以上前のものです。

表示部に『F6』と表示されて動きません。

原因は火炎検出器の信号が正しく検知できませんというものです。

検出方式は炎内に置かれたタングステンの電極と、筐体間の抵抗値を計測するものです。

燃焼中の炎は所謂プラズマ状態なので、筐体(火炎出ている箇所)と電極間には電気が流れるはずなので、流れないなら火が消えているという方式です。

断線のリスクや多様な異常時の対策を考えると、安全側になりえる検出機構ですね。


そんな訳で、その電極がなんで検出しなくなったかと言うと、空気中の埃・ゴミ・空気以外の成分がたまたま電極付近を通った時、たまたま付着してどんどん燃えない成分が重なってゆくというものです。

代表的なもので言えば珪素(ガラスの主成分)ですね。地球上に普遍手にに存在する物質で、身近なもので言えば砂です。

埃や潤滑材、ヘアスプレーなど色々な物に混ざっています。

さて、薄い強固な硝子膜のようなものと言えば代表格でスマートフォンの保護ガラスです。

コイツを割るには相当な力・衝撃が必要だと容易に想像がつきます。

普通にワイヤーブラシでガシガシしても簡単には落とせませんし、鑢でも結構な時間がかかります。

そこで簡単に割る技として、『電極をガンガンに炙って、赤くなったら水に突っ込んで急冷する』というものがあります。

電極と付着物の熱膨張係数の差を利用して割ってやろうというものです。


という訳で実際にやってみました。

必要な時間は大体1時間半。

必要なものは『プラスドライバー、ラジオペンチ、ガスバーナー、バケツに入った水』たったこれだけです。


さて、さっそくカバーを外してゆきます。
ついでなので、コンプレッサーのエアーダスターでガンガン埃を飛ばしておきます。


見事に御開帳、そして、電極らしきものが2つついていることが分かると思います。
一つは着火用の放電某、もう一つが火炎検出用の物です。


鈍い白色のザラザラがゴミや埃、珪素の結晶です。

火炎検出用の物はUの字に曲がっているので、こちらを重点的に清掃すれば修理できます。

ラジオペンチとバーナーをうまく使いながら、赤くなるまで熱して水で急冷します。

そして、ワイヤーブラシで割れたものの除去を複数回繰り返すと、綺麗に落とせます。


そして元通りに組み立てて完成です。

意外と簡単でしょ?

昔の製品は現在の製品に普遍化された寿命短命化というステルス値上げの無い時代の製品です。

ですので、しっかりと整備をすれば、かなり長い期間使えます。

皆様におかれましても新製品に飛びつくよりも手持ちの製品を修理する方が意外と安くつく場合もあるります。

状況や場面によって修理をするという選択をされることをお勧めします。


ではでは、今日はココまで。

またの機会に会える事を楽しみにしています。

2021年2月26日金曜日

RS-232が機種依存性が高いよ?というのを波形で確認してみよう

おはようございました。

ずいぶん前に『RS-232Cという曲者には気をつけろ!という記事を書いたのですが、たまたま波形を撮る機会があったので、備忘録として晒しておこうと思います。

先ずは現場で一番愛されているBUFFALOのBSUSRC06です。

安定した波形としっかりとした振幅…さすがですよね。
絶縁用途が無い、もしくはノートPC・タブレットでの使用であればこれで間違いなしです。

続いて少し前流行ったよくあるチップFTDI製のものです。
波形はきれいですが、振幅はそこそこ。
サーボパックや現場のシーケンサーではちょっと通信エラーが出るかもしれません。

続いて昔はBUFFALOと双璧をなしたI/Oデータの製品
ノイズもそこそこ酷いですし、振幅もそこまでしっかりしていないので、あまりお勧めできません。

最後に秋月電子でよく使われるZywyn製のチップ
振幅もそこそこで結構なノイズです。
格安で手に入りますが、安かろう悪かろうなので、現場では使わないようにしましょう。

そんな訳で、現場では高くても鉄板製品を素直に使いましょう

エラー訂正のない通信を使うことが多いUART、RS232では正しく動いている前提が必要になります。その前提を確保するのは正しい道具の選定力とちょっとした投資資金です。

ではでは、今日はココまで。

またの機会に会える事を楽しみにしています。

2021年2月21日日曜日

純正ハンドルそのままで少しだけ伸ばしたい…ブラケット作ったら対応できますよ?

 おはようございました。

走行距離23万キロ後半のVitz RSターボモデル(NCP13)を未だに現役で使い続けているのですが、少しだけ困っていることがあります。

大型特殊な体格の私としては、ハンドルがちょっと遠いのです。

そのために着座は常に前のめり気味の直立状態、それでもまだちょっと遠い…ちょっとしんどいな…でも、エアバッグ外してまでハンドル変えたくないし…。


そんなわけでやってみました。

純正ハンドル使いながらハンドル延長!

見よ!この前後の差ッ!70mm手前に伸びています。

(本当は30~50mmで良かったんだけど、都合がつかなかったというのは触れてはいけない)



ここで注意事項です。

私はSUS材でも根性でなんとか加工する工具と気概を持って購入しましたが、一般人な方々は、アルミ材や鉄といった一般的な加工しやすい材を使われることを強く推奨します。

刃がガンガンやられます(涙)

さて、作成しなければならないのは、純正ハンドルと社外品のボスをつなげる板1枚

そう!これだけなのです。

5mm程度の厚さのアルミ材か、4mm程度のSUS材です。私は近所にアルミの5mm厚の板を売っているホームセンターが無かったので、モノタロウで探したら…あ、SUS材の方が安いじゃん!と軽々しく飛びついてしまったのでした。

トヨタであれば、サイズとしては外形90mm、内径40mmあたりが丁度よいです。


注文して1週間弱で届きました。ん~硬そう。

今後は素直にCADで図面引いてレーザーカットしてもらおう。


さて、これをベースにガンガン削って穴開けて作ってゆきます。

必要なのはHKBのハンドルボスに取り付ける穴、M5のネジが入る6か所とハンドルを接続する切込み、そしてM8のネジ穴です。

トヨタのハンドル側にはネジ穴が打ってあるので、それを8mmのドリルで慣らして使って締結します。

ゴリゴリ半日かけて作り上げました。

これがハンドルと接続されるとこんな感じに嵌ります。

エアバッグを外します。電池外して2分程度置いてから側面のT30トルクスネジを緩めます。

手前に引っ張って取り外した後に、エアバッグ裏の黄色の部分をちょっと引いて浮かせたら簡単にコネクタが抜けます。

車体のハンドル外して…。



こんな感じにシャープエッジ対策でスパイラルチューブ撒いて保護かけながら、ステアリングボスに配線を通します。通したら作成した板をM5のボルトでステアリングボスにしっかり締結します。


こんな感じにステアリングシャフト部分から配線を通して、M8のボルトで作成した板と純正ハンドルをしっかり締結します。

あとはホーンとエアバッグを取り付けてハンドル側は完成です。
最後にウインカーレバーの延長治具を取り付けて完成。

早めにやっておけばよかった…。前のめりにならずに運転できるようになり、ずいぶん運転が楽になりました。
カーブでもハンドルが手元から離れないようになったため、グイグイ踏んでゆけます。

板を加工する以外はそこまで難しくありません。

車両メーカーは違えど、基本的に現物合わせしながら加工すればいいだけです。

基本的に板1枚の作り込みで終わる作業です。

気合を入れて遊んでみましょう。


ではでは、今日はココまで。

またの機会に会える事を楽しみにしています。

2021年2月14日日曜日

古い木造住宅は、屋根裏に断熱材を敷くと寒さが段違い

 おはようございました。

ここ山陰地方は冬に時々雪がしっかり降ることや、冬の風がきついことが多くあります。

私の家は木造の古い家屋でして、屋根は薄いベニヤのペラペラものです。

おまけに木造で熱収縮という要素があるために、詰めた構造を採る事はありません。あったらそれはすぐに壊れます。ですので、屋根裏には結構な隙間風が入り込みます。

おまけに電力事情はひっ迫しており、いつ停電するか?わからない状態。

さらには、寝室は南側に位置しているので、夏は物凄い暑い状況に陥ります。


そんなわけで、ボーナスの余力があるうちに寝室の屋根裏に何らかの措置を施そうとした次第。

買いたいものは所望のサイズで可能な限りで熱伝達が低い有名メーカー品。

今回適合したのは、ニチアスのホームマットNEO、395×2880×t105mmを10枚仕入れました。個人でも買おうと思えばモノタロウで買えます

モノタロウでは直送便で届きました。一般大手で来ることはないので、時間指定はできませんご注意が必要です。

で、さっそく開封の儀…



思っていた以上に分厚い…グラスウールなので、触ると皮膚に刺さります。必ず手袋をしながら屋根裏に運搬しましょう。

自分の体重・体の硬さとの格闘すること3時間弱…無事敷き終えました。



翌週結構な雪に見舞われたのですが、冷え方がかなり抑えられました。寒くて起きていたのがなくなり、暖房が無くても耐えられる程度に収まりました。

支えていた両腕が即時ガッツリ筋肉痛になったのですが、それだけの投資対効果はありそうです。

冬で5度ほど変わったので、夏がちょっと楽しみであります。


今期の冬のように結構な寒さが予見される際に停電が起きたらえらい目にあいます。

寒さ対策や暑さ対策だけでなく、災害時にも使えそうな何か?を考えて積極な投資をされることをお勧めします。


ではでは、今日はココまで。

またの機会に会える事を楽しみにしています。

2021年1月11日月曜日

新型コロナの猛威は避けられないので、感染することを前提に対処策を講じる。

 おはようございました。

日本国内の状況から察するに、アメリカで開発され、武漢研究所にて魔改造された新型コロナにかかることは避けられない模様です。

私は地方都市在住でずいぶん平和なのですが、危機感は相当強まってきました。

おまけに新型コロナウイルスは普通の風邪に近い関係上、PCR検査では新型コロナと風邪の区別がつかないので、政治状況によって幾らでも数字を変えることが可能な状況下にあります。

少し前に起きた特定の方々への誘導政策による感染率拡大印象操作と特定の集団を悪者にしようとした形跡の疑義を見ればわかるように、誰かを悪者化して自分の権利を主張するマウントの取り合い合戦のようなプロパガンダ勢が地区の酋長になっている関係上、泥沼試合は避けられそうもありません

おまけに5輪の利権補填の政治抗争も今から始まりますし、大元の原因であった外国からの渡航制限も全くしない有様。

さてそんな中、我々は否応無しに自衛を求められる訳で、地元の代議士への自粛要望に対する補填要求(というか粗利保証の実現)だけでなく、守りの防衛線も確保せねばなりません。

ご存じの方もおられるように、コロナウイルス=風邪の特効薬は過去に実現できた事例はありません。菌ではないので抗生物質が殆ど効かないだけでなく、RNAウイルスだけに、時々刻々と変化するために薬がすぐ効かなくなるという点も見逃せません。ですので、基本的に対処療法薬でしかありません。

政府がワクチンを進めていますが、今回の品はRNAワクチンです。新型コロナに似たウイルスの破片を突っ込んで、体内の中で抗体を生成させるため、次の問題が嫌でも起こりえます。

  • 人類いおいて初めての大規模mRNAワクチン投与という不確実な社会実験とその影響
  • 不安定なmRNA投与であるため、変なものが混ざる危険と、それによる副作用
  • mRNAであるが故に起きる可搬中の破損・欠損
  • ウイルス自体の変化に追いつく事は困難
  • mRNA作成に用いたウイルスの悪影響(今回なら一部でエイズウイルスの陽性反応が出た問題)

少し前の狂牛病事件を思い出してください。あんなに異常プリオンを忌み嫌っていたのにも関わらず、今度は食料ではなく直接体内へ注入するわけです。これだけでも少し様子見する必要があることが分かります。何が起こるかわかりませんし、今回のワクチンについては製薬会社への薬害訴訟は無効とされています。

ファイザーやアストラゼネカはわかるにしても、モデルナというただの投資会社の参入にも注目すべきです。裏で何が起きているのか?少し追ってみれば金と欲塗れの世界がすぐに理解できるでしょう。


さて、そんな中、この政治抗争によってひっそり消されつつあるものがあります。

対処療法薬です(そういいながら昨今ヤバめなので少しずつ漏らし始めましたが…)。

本来染らない方策(ワクチン開発)と染った後の対処療法は1組で考えるのですが、今回に関しては弱毒性であることと対処療法薬が余りに安価で片付いてしまうため、ワクチンという利益回収構造が望めなくなることから一気に対処療法薬を潰されてしまいました。

今回のウイルスで問題となる症状は基本体に殆どが免疫の過剰暴走による疾患です。対処療法薬はその免疫の過剰暴走を抑えることが必要になります。

ノーベル医学生理学賞を受賞された本庶先生が推しているのはトシリズマブですが、点滴や注射薬で簡単には使えないので、我々一般人に手に入れやすいもので2つ挙げることにしました。

1.清肺排毒湯(漢方)

元祖拡散原因の中国共産党が軍内に持たせている対処療法薬です。

開発の過程で一緒に解毒薬代わりに作った訳ですから効果は折り紙付き。

尖閣諸島に攻勢示したのも、これのおかげでもあります。

日本でも噂が流れた頃にはすぐに検証が進められ、

幾らか有効性のある論文が出ています。

『清肺排毒湯』+コロナあたりで検索してみてください

日本では同じ混ぜ物を手に入れることができないので、

  • 麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)ツムラの55
  • 小柴胡湯加桔梗石膏(ショウサイコトウカキキョウセッコウ)ツムラの109
  • 胃苓湯(イレイトウ)ツムラの115

この3種を一包ずつ飲用することで同じ効果が得られます。



2.ヒドロシキクロロキン(プラケニル)

元来マラリヤの薬ですが、免疫の過剰暴走を抑える点で有効性が確認されています。

日本でも重症から改善された例が幾らかあり、検証結果が得られています。

しかしその後、ワクチンを広めたい国際金融資本側に潰されています。

アメリカ食品医薬品局(FDA)や大学勢も最初はノリノリでしたが、スポンサーに言われていきなり手のひらを返したことでも有名ですね。


免疫の過剰暴走が起きた場合、症状が出てなくてもいきなり酸欠で即死ということもあります。この問題は酸欠の症状は血中のpHや二酸化炭素濃度でしか本人が感知できないという問題を突いた形で発症するためです。
ですので、感染後は血中の酸素濃度(血中酸素飽和度)を測ることも怠らないでください。普通は96%~99%を示します。これが下がて来たら要注意です。

これらは比較的個人で事前準備できる低価格の薬品ですが、薬や漢方である以上幾らかの副作用が伴いますので、ご注意ください。
医師や薬剤師と相談して、感染した場合のみの使用をお勧めします。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2020年12月30日水曜日

V2Hで本当に電気料金下がるの?実際には上がったよ?という話題が出た件について

おはようございました。

年の瀬に以前の職でお世話になった方々の技術相談を行いまして、
その時に出た話題に
『V2Hで昼間電力を深夜電力に移動させても電気料金は下がらないどころか増えた』
という話が挙がったので簡単にその状況説明をしたいと思います。


V2Hは簡単に言ってしまえば水素燃料電池自動車電気自動車やハイブリッド自動車の電池から、家に電気を送れるようにしよう!という話です。
今回ご相談いただいた話題の考え方としては単純で、
夜間電力より昼間電力の方が高いなら、夜間電力を充電して昼間使えば電気代が安くなるよね?
って話なのです。

しかし、ここで大事なことが抜けています。

電気を移動して貯めるという行為については、何らかの変換作業をが伴うので、幾らかの損失・効率がかかわってくるという問題です。

例えばリチウム蓄電池であれば、丁寧に充放電したとしても、99.5%程度をクーロン効率(=電気を化学変化として変換する効率)とします。
コレは理想的!と思っても、周辺の充放電制御で95%の効率低下は避けられません。

ですので充放電だけで、0.95×0.95の90%程度まで低下します。実際には電流効率(=電流が流れた分の損失分)もあるので90%以下には下がるでしょう。これだけでも嫌な感じがしてきました。

そして次に考えなければならないのがV2Hの本体の効率と電気自動車内の充放電器の効率です。
私は装置自体を変えるほど裕福ではないので、少々高めに見た場合の値を採用してみます。

絶縁の変換器ならおおよそ90%、非絶縁側の充放電器は95%程度が最大値です。
V2H本体は絶縁構成で、自動車内の回路は絶縁されていますので、この数値を掛け算した値になります。
そして充電電池のセルを均等にするための効率も考えねばなりません。これで最高でも92%ぐらいまでしか上げることはできません。
ですので、充電されるときは次のような計算になります。

充電に必要な電力=充電したい電力÷0.95(V2H)÷0.9(電気自動車)÷0.92(均等充電)÷0.95(クーロン効率とコントローラ周辺)÷0.98(電流が充電に寄与する効率)

ですので、効率としては

充電に必要な電力=充電したい電力÷0.732

おおよそ1.35倍の電力が必要になります。
逆の放電も考えてみると

放電に必要な電力=放電したい電力÷0.95(V2H)÷0.9(電気自動車)÷0.92(均等放電)÷0.95(クーロン効率とコントローラ周辺)÷0.98(電流が充電に寄与する効率)

放電に必要な電力=放電したい電力÷0.732
おおよそ1.35倍の電力が必要になります。

したがって、充放電すると1.85倍の電力が必要になるわけです。
充放電すると電力量はざっくり2倍弱必要と考えていいでしょう。
つまり、夜間電力と昼間電力の料金差がだいたい2倍ぐらいないと、料金的側面での電力の移動に意味はないというわけです。

ですので基本的に夏場のピーク時間、中国電力では7月から9月の13時から16時の以外はこの機能を使わないのが妥当かもしれませんね。
勿論デマンド値(30分当たりのピーク電力)が電力料金に影響する場合は話が変わってきますので、そこは別途ご相談ください。

※私は超絶貧乏人なのでV2Hや電気自動車を買うことなんてできる訳もなく、実際の電力量や効率の測定を行っていませんから、多少の誤差が生まれます。このブログはあくまでも妄想なので許してください。

オーダー計算をしなければ意外と危険なことに気づかれた方も多いのではないでしょうか?
私みたいな実践野郎の電気回路屋さんはざっくりのオーダー計算で、夏場の電力料金問題と災害対策用品としてしか見ていないのですが、下がると思ってしまう方は結構多いはずです。

ちょっと踏みとどまって考える・オーダー計算をしてみる癖をつけましょう。
その設備は何のための投資か?を考えることも重要です。災害対策ならV2Hか蓄電池か発電機のどれか?はあるべき代物です。
その非常用設備を邪な方向で使うときは、必ず検証が必要です。

私は超絶貧乏人なので、発電機と変圧器2台で停電対策を行っています。

ちなみに、個々の数字だけで考えてみて頂いたら分かりますが、家用の蓄電池ではだいたい2倍→1.7倍程度まで差が改善されます。それでも電池の劣化という問題を考えたら昼間の電力の補填に使うか?というのは結構ぎりぎりの線だと思います。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2020年12月13日日曜日

古いSHARPのテレビLC-26GD3の故障品を頂いたので修理してみた。

 おはようございました。

思っていたよりボーナスが多かったこともあって、私も栄えを気にせねばならない頃合いだったこともあって自撮り棒に手を出すことにしました。

...



こっちの自撮り棒だけどな!!


さて、お前これを私物で持って何するんだ!?というツッコミはさておき、本題。


ついこの前、時々起動しないテレビがあるということで、ご近所の奥様に呼ばれました。

その時にテレビの入れ替えを手伝った時にもらったテレビがあります。

LC-26GD3、SHARPが自爆する前のイケイケだったころのテレビです。


当日見て個人であれば5000円ぐらいで直せそうだったのですが、確実性がないがために『メーカーだと修理費は2~3万円かかるので新しいのを買った方が安いですよ?』という話をしました。

さて、そんな訳でいただいたテレビを廃品から復活させてやろうと思った私、とりあえず中を開けて掃除から開始しました。当時は30万を超えた製品ですので、中身がシッカリ作られています。

SHARPのこの年代の製品は電源が先に壊れて不調が分かるようになっています。

過去、LC-32GS20の基板修理を行ったものと同じ傾向です。

まずはエアーブローガンで尋常ではない量の埃を吹き飛ばしながら開けてゆきます。


FANもさくっと外してしまいましょう。

板金と制御基板も外します。
電源基板が見えてきました。
この電解コンデンサ、フォトカプラ類が劣化しています。
劣化対象個所を打ち直しました。

そして、洗って乾燥させておいたカバー類で組み直して、元に戻して電源投入します。

この様に無事起動しました。

ここまででかかった値段はおおよそ5500円です。

消費電力も高いので更新した方がいいのですが、まぁ、ないよりはマシ…という程度であればこの手のやり方はまだ使えそうです。

あと5年程度は現役で頑張ってくれるでしょう。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。


2020年12月5日土曜日

作業用ライト擬きを改造して使う

おはようございました。

ボーナスが出るという条件で、カード払いが標準で物欲余りまくりな方々はそろそろ決済が気になり始めた頃合ではないでしょうか?

ちなみに私はガッツリ使い込んでしまってもう残り枠がありません。

欲しい物はたくさんありますし、ガチンコで技術開発したい事項は山のようにありますが、いかんせん所得が追いつきません。

どなたかしっかり成果出しますんで、割のいい仕事ください…(涙)。


さて、

『選択できる範囲にまともな会社が殆ど無いという理由で、わざわざ給与面よりも安定側を選んで趣味で技術開発する方に振ったのはお前自身の選択だろ?』

という話はさておき、仕事で欲しいが無くても何とかなるものに手を出し始められる生活水準まで回復した今日この頃、次に欲しいのは作業灯でしょ?って事で、

『趣味の範囲だから妥協点で我慢しよう』

なんて思った私は、相変わらずamazonで適当にジャンク品を買い、それを魔改造して使う方向で進めました。

『え?仕事で欲しい?私生活の充足は?』

という突っ込みは無しの方向でお願いします。

とりあえず、すぐゴミ箱に行かない程度に始末が悪くない範囲で、どう見てもヤバい物を選んでみました。

Yunce LED投光器 LED作業灯 30Wポータブル投光器 コードレス LEDライト


しかしながら、安い物にはそれなりの代償が必要です。

  • 放熱板とLED基板(アルミ)が熱的に接続されていない
  • パッキンやガスケット不使用で水分入りまくり
  • ネジで固定できない

購入前においても、最低でこれだけの事が分かりました。


電池は簡単に交換できる構造だし、LED基板なんて最悪自作すればいい、充放電基板だって最悪自作すればいいんだし…火さえ噴かなきゃ何とかなるだろう…


と、まぁこんないつもの感じでとりあえず人柱になってみた次第。


到着と同時に軽く動作確認後、早速分解します。

先ずはネジを外し、分解してゆき、LED基板だけの状態にします。

LED基板は熱伝導性のある素材ではなくただのエポキシ接着剤で固定されています。
放熱板やアルミ基板側が汚い状態で塗布したようなので、結構簡単に剥がれます。
剥がしたら接着剤が残った側をカッターナイフやお高めのスクレーパーで丁寧に剥がしてゆきます。
私はこの手の作業(フランジにくっついた紙ガスケットを剥がすとか…)はスクレーパーを用いず、綺麗な面と刃が簡単に得られるカッターナイフでガンガンやる癖がついてますが、慣れていない方は怪我をするのでご注意ください。

綺麗に剥がれました。
反対側も念のため綺麗に処理し、ネジ穴をあけて行きます。
写真はポンチを打ったところです。ここからM2.6のタップを立てて行きます。
ドリルが2.2です。しかも穴をあけた先は放熱板の形状変化点で、簡単にドリルが逝ったり穴が変形したりします。結構細かい作業なのでそれなりの準備をしておきましょう。

穴が開いたら脱脂して、LED基板に放熱シリコンを薄く全体に均一に塗布します。

そしてネジで止めます。ネジの相手はアルミなので、トルクはあまりかけないようにしましょう。

基板取り付け後にはんだ付けするのですが、放熱性能が上がった基板は出力の高いはんだごてでなければろう付けできません
金属基板の恐ろしさすばらしさが理解できると思います。ご注意ください。

はみ出た放熱シリコンをふき取り、シール材をガンガン打ちながら、元の形に組み直してゆきます。この時、空気が出入りする経路を確保しておきましょう。
空気の熱膨張は意外と侮れません。ガラスなど速攻で割れますので…。

そして組み直すときにスプリングワッシャを交換します。
M6を1枚とM5を2枚用意して、下側がM6、横側がM5で交換します。
交換すればしっかり絞め込んで固定できるようになります。

無事完成しました。
そして仕事でも時々活躍し、私生活の屋根裏・床下作業でも随分と役に立っています。

明るさはそこまで明るくない(2~3W程度が拡散する形)ですが、その点は必要なら投光器を使う前提で期待していなかったので、これで十分及第点に立っています。

無いよりはマシ!!これ、結構重要です。

そんな訳で人柱としての機能は果たせたかな?と思います。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。