2015年12月31日木曜日

世間に溢れる商社不要論の本質を正しく捉えましょう。

おはようございました。

世間様は正月気分ですが、私はやっと手に入れた休日…それど頃じゃない有様です。
何故にこんなに時間が無いのだろうか?
大体は金で解決できる事なので、全ては貧乏が悪いのです。
と言うよりは、ここ20年程の日本における労働賃金の低下の波が私みたいな連中にまで効いてきているのです。
バブル期引きずっている連中が、能が無いので口先で働かずに生き延びようと必死なのですよ…おまけに役員・役職になっているから性質の悪いことと言ったら…。こういう働こうとしない輩は全員処刑できませんでしょうか?
また、世界の今の惨状を創っている元凶はウォール街の連中でして、こいつらが最悪の戦犯かもしれません。
働こうとしない輩は全員処刑して投機目的の金銭授受を全面禁止っていう制限つけるべきだと思う今日この頃です。
投資するなら良いですが、あいつらは完全に投機目的で戦争起こしてますからねぇ~。

そう考えたら、働かない癖に金を貪ろうとする銭ゲバが全ての元凶だという事は明白な事実ですね。
ココを見た皆さんは“知恵も出さない、体も動かさないのに金を貰おうとはしない”でくださいね。
自らの手を汚さずに金を貪る事、それを広義で詐欺と称するんですよ?


さて、そんな事実を唱えた麻生元総理をコテンパンにしやがった世の中では、基本的な幼少からの道徳観念からやり直さないと既に手遅れですよ?って話はさておき本題。

世の中になんとなく流れ始めている商社不要論
この本質を捉えている人はどれだけいるのでしょうか?
一般的かつ残念な見解で、“中間に搾取している連中が居なくなったら販売と小売が儲かるよね?”とか言うキチガイ染みた考えが蔓延していますが、それは大きな誤りです。
商社が既に商社の体を成して居ない。ならばそんなもの要らない。
これが最も正解に近い内容です。

商社の必要だった背景をしっかりおさらいしましょう。

  • 物流が煩雑だったのを一本化して効率よく生産者から消費者に届ける需要
  • 購入者は同じものを大量に購入したい時に、気軽に対応してくれる会社が欲しい
  • 生産者は景気・不景気に関わらず一定の生産に対する確実な買取で、生産安定性を確保したい
  • 特定の分野において様々な品種を扱い、その分野について質問をすればすぐに良い答えが返ってくる
  • 取り扱い商材とそれ以外の物が組み合わさった時でも、有償で問題解決に至るサポートをしてくれる
  • もし取り扱っていない商材であっても、上手く入手できそうなら手を広げてくれる余地がある
  • 相手にする面子が一人で済むという絶対的な安心感(←ココ最重要)


最低限度こういった背景があって商社は生まれたのですが、今の商社や営業さんって、これをどれだけ満足できているでしょうか?殆どできていませんよね?


  • 押し売りして、次は何時買いますかと聞いてくるばかり。
  • たまに注文したら品切れです。納期は○ヶ月後です。
  • これで問題解決ができるといいながら商品渡されて、技術的なサポートが無い。
  • 技術的な事を問い合わせてもチンプンカンプン。
  • あまつさえ、客の使い方が悪いと逆切れで一蹴して終了。
  • 営業相手が毎回変わって一体誰を相手にして話したら良いのかすら分からない。
  • 営業が外れに当たった日には商社を変えるしかないのだが、手続きが超絶に面倒くさい


そりゃあ商社なんてストレス溜まるだけだから、ネット販売で済ませられてしまっても文句言えません。
こんな会社にしたのは誰ですか?もしあなたが商社にいるなら一躍を担っているのは間違いありません。

  • 商社は営業して在庫管理すればいいだけではありません。
  • 生産者と消費者の間(不満とも言う)を繋げて何ぼです。
  • 生産者に丸投げ、消費者を無視というような何もしない商社は必要ありません。

これ、派遣や建設の元受や、多種多様な業界も同じことが言えるのですが、危機感はありますか?

会社組織が思っている以上に腐敗色が滲んでおり、結構多くの人はそれに気づいてますよ?
こういった腐敗はその業界の住人と普通に話しているだけで色濃く滲み出てくるものです。

少なくとも私や少しばかりの周囲は商社・一部の横流し建設業界や建設コンサル関係、支援金目的で運営する地方の製造業界に知人や関係者を招きたいとは思えなくなりました。

あなたは何で生計を立てていますか?
その生計の立て方は人に誇れるほどの素晴しいものですか?
もし、自らの手を汚す事無く立てているのであれば、それは誇れるべきものではありません。
例え少数であれど手を汚さずに生計を立てる事は、世界の平和を害する立派な悪徳行為だという事を肝に銘じておきましょう。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年12月19日土曜日

仕事と成果の価値基準を再考する

おはようございました。
この年になってようやくどっしりした考えができてきたのですが、仕事や成果の価値基準って言うのは
『あらゆる制限の中で、如何に可能な限り丁寧に仕事をこなせたか?』
この一言に尽きると思います。
と言うよりは、世間様の仕事の雑さが目に余ってきた(自分の仕事の雑さが薄れた分、よく見えて困る)のかもしれません。

仕事の質に拘り始めるのは所謂老化現象の一種かもしれませんが、社会全体の質向上の為に太古の昔より継続されてきた先人たちの知恵でもあります。

特に金銭の授受がある場合においては、仕事に責任が発生しますし、価値の代償としての仕事の丁寧さは義務に近いものがあります。
私は立場上というか、職業柄最近よく異業種間交流をします。
その際に今迄付き合った事のない業者さんとやり取りを行った結果、仕事が雑で今後の取引ができない(育てる価値も見出せない)と思う事が多々あります。
一体どうやって身銭を稼いできたのだろうか?と思える事もしばしば…。

仕事が雑であると、日本においては何も言わずに黙って去られてしまいます。
海外だと結構優しくて、クレーム入れられて賠償金払わされ、契約を継続できるのですが、日本だと何も知らされずに即終了
どこのスペランカーだよ(泣)

恐ろしいですよね…こと商売においては日本人相手が一番怖いと思います。
どこまでが交渉の範囲かだなんて、昔と違ってよう分からんようになってきましたし、雰囲気醸し出さずにいきなり切れられる事もしばしば…沸点低すぎる輩が一気に増えましたよね…。

さて話を戻して、殆どの業態ではリピートのオーダーをしてくれる客が主たる収入源です。
なのですが、ほとんどの営業(と言うよりはその組織形態の方々)は目先の金銭に目を奪われてしまい、その先にある信用というもっと重要な価値が見えて居ないのです。
短期的目標ではこの価値は表現されませんし、会社の看板や目標に『value』という字を掲げておられる会社も多いのですが、実態は経営している本人たちが一番理解できていないのかもしれません。
日本人的思考からすれば、value=値だから単純に値段じゃねぇの?誤解されるので、この文字は非常に良くないと思うのです。
英語特有の様々な物・事象の価値に値する多目的な感覚ですが、日本語だと表現が結構難しいです。
感情を発声して終わりの英語文化と記録して残したがる日本文化の大きな文化の壁ですよね…。


仕事の丁寧さは価値の一つです。
しかも中長期で効いてくる価値であり、短期的な回収がとても難しい内容です。
残念ですが、昨今の社会情勢では目先の数値目標に目を奪われ、その先のもう一歩を踏み出す事ができる企業はとても少なくなってしまいました。
これは会社の経営側だけでなく、社員側にも問題があり、声を上げて発言をするような方がかなり減ってしまっています。
この問題の背景は、日本流リストラ『首切り』があり、正社員といえどいつ無職になるか分かりません
日本の会社組織において、上司の言う事が絶対的であり、世間一般の大衆や、ステークスホルダーでも下流に位置する関係者の価値はかなり低い位置に置かれる実態があります。

私の転職8回もまさにこのステークスホルダーに対しての接し方・価値観の違いで引き起こされたと言っても過言ではありません。
私はものを作るとき、最終的に身銭になる相手が何を求めているかが最大の焦点であり、自分たちの価値観なんて最後の最後まで出さないように配慮します。
客は自分たちの目線でなければ接してくれませんし、例え“面倒くさい”であっても敷居が少しでも高くなればその分去ってしまう可能性が急上昇です。
そんな事から、新規顧客が欲しいという組織は往々にして意図しない殿様商売になっている事が殆どです。
価値の創造にはその見えない殿様商売を破壊しなければなりません
しかし、見えない殿様商売こそが実は組織のアイデンティティーと言う場面が非常に多い…。
そのため、客の求めているものを作ろうとすればするほど、組織と乖離してつまはじきに会う訳です。そう、前回言っていたこのホームページの修正も同様です。
そう思えば、この手のネタを書いていなかったので、近々に書きなぐってみようと思います。
そろそろコンサルタントとして独立した方が世間のためになるんじゃないか?という気がしてきた(違

お客様は神様なんて、誰が言ったんでしょうね…実態は上司が神様じゃないでしょうか?

仕事の価値として非常に高い丁寧さも、目に見えて数値化できる“納期”やら“価格”とやらのおかげで無視される方向になってしまい、見える化のしにくい真の価値基準は既に遠くへ捨て去られてしまったようです。

見える化を煽ったメディアやそれに踊らされた頭の残念な経営者の功罪ですね。
見える程度の物で価値が測れるのなら、この世はとっくにどこの誰かに征圧されて平和な世の中になってしまっています。
ですが、人類が生まれて今だかつてまともに統一された事は一度だってありません。
それは可視化できない文化や歴史、物語や信念が渦巻いているからです。

見えないものにこそ真の価値があります。
我々はその価値を見出さない限りは前に進む事はできません。
もし、見える物にだけ価値があると思っているのならば、その残念な思考はさっさと捨てるべきです。
客が最も好むブランドと言う偶像は、あくまでも信用という見えない価値の塊であり、値段ではありません。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年12月18日金曜日

あともう少しで無くなる問題のひとつ

こんばんわ
ようやく一仕事終わり、1日ほどゆっくりできそうです。

ここ数日間、私は超素人であるにも拘らず、
日本技術士会 愛知県支部のホームページを急遽立ち上げ
などと と言う、“本来は素人が手を出すべきではない事”に挑戦しておりました。

え?ホームページ作成をやった事無いのかって?
当然です!!(自信満々)

今回で最低限の物は仕上げたつもりなので、後は来年の予算取れたらwebデザイナーにお願いしようと思う次第です。
そう、予算が取れればね…。
※2015/12/19 追記:ホームページをアップしたのは良いのですが、改修させられる度に“段々と当初のコンセプトとは離れてゆく問題”に気づき、げんなりとしつつある今日この頃。あぁ、やっぱ組織ってこんなもんなんだよねぇ~なんて思ってしまった。


さて、そんな
“お前は来月愛知にいる事ができるかどうかも分からんやんけ!”
なんていうリアルにありそうな怖い話はさておき、今日の話題。


電解コンデンサが無くなれば製品寿命が長くなる野が良く分かる例があったので晒します。
日立製のHf蛍光灯用の安定器です。



他社製品に比べ使用しているコンデンサは然程大きくないので、その気になれば電解コンデンサレスが実現可能です。
そう、後は電気回路設計屋さんの腕次第なんですよね~。
最近メーカーお抱えのレベルがどんどん下がって派遣頼みの組織が常態化しているので、心配ではありますが、メーカーでしっかりと努力をなさっている方は、精進して頂きたく思います。

私は多分メーカーに入ることは叶わぬ夢なので、遠くから眺めておきます。
大人になったら分かりますが、経営を考えながら仕事したり、他社と連携したり、部門間の壁を外して真の合理化を図ろうとしたりする輩は日本ではめっぽう嫌われます
私は日本が弱体化している主たる原因に、今まさにぶち当たっているわけです。
そう大企業病に!!!
誰だ?大企業病なんて言った奴は!!中小企業でもそこらじゅうに在るじゃないか!クソッタレ(涙)


縄張り争いに奔走する犬になるぐらいなら理想を突き通させて頂きたいなんていう妄想を抱いたので、今のような有様になりましたとさ…。

気が向いた方は私に良い仕事を紹介してください。
経営者張りに様々な業務をこなして魅せますよ?っと

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年12月9日水曜日

夢しか語れないのならば、もっと突き抜けろ!

おはようございました。

ここ数日、何の因果か中堅社員研修と称して会社の都合で某所(陸の孤島)に閉じ込められておりました。
そこで商社な方々と話す機会を得たのですが、技術者とは違って具体性の高い近未来の将来像や目標を具体的に描けない方々が多いことに気付かされました。
その反面、具体性の低い大風呂敷を拡げた夢が凄い
(勿論、技術者擬きも同類で、そんなの描けない上に、中途半端な知識のおかげで余計に危ないのですが…)

あぁ、商社では多数派がこんな感じだから海外勢に負けるので、商社不要論が出たり、只の投資銀行扱いを受けるのだなぁ〜と思いました。
日本国外の経営層は殆どがそれなりの工学・専門に関する知識があり、自らの商材に関する深い知識を持ち得ています。日本固有の理系とか文系とかいうキチガイ区分けもありません。
ですので、知らないなら必死になって勉強してナンボの世界にいます。

ですが、残念な事に日本国内ではそんな考えが無く、未だに文系だの理系だの壁を作って聖域化をしたがり、勉強をしない言い訳を作る事に専念しやがるのです。
分からないのを認識しているんだったら、素直にめいいっぱい勉強しろよと小一時間…。
こんなのだから競争力で負けて停滞感醸し出すんだよなぁ〜。

結局はマネジメントや経営側になるためには、最低限のエンジニアリング知識を持っていないと話にもならないのです。
マーケティングは数字と根拠の羅列に夢を重ねるものですし、運用可能なのは具体性の塊+運です。
ですが残念な事にそういう『最低限度の自分が持つべき知識に線引きをしてしまった人が支配的な組織になってしまった』という事実が、昨今の日本組織の弱体化の主要因の一つであるのだろうと再認識した次第です。



技術を知らなくて良いわけがありません。生産する為に必要なものは大方が技術です。
採用は人を見抜く技術の塊ですし、事務も如何に運用しやすいものを構築するか?を問われる技術営業であっても交渉術という技術の蓄積で成り立ちます。
そんなもの持っていると言ったとしても、例えば何かを生産・運用して技術者に依頼するにしても、その合否判断は自らが下さなくてはなりません
最低限度の経営工学知識という技術と商材に関するソコソコの技術的な知識は必須要件なのです。

ですが、そんな状態でお偉いさんになってしまったのなら仕方がありません。
もしその事実に気付く程優秀なのであったら、素直に夢を真剣にめいいっぱい語って実務は他に任せりゃいいのです。そして矢面に立って皆の鉄壁の防御壁なればいい。それだけで充分な価値を創造することができます。
実務者を完璧なまでに守り抜けるのであれば、職場の雰囲気を構築できる要職になる事ができます。
これ、とても重要でして、人の活動を安心して行える職場は社員の満足度が非常に高く、良い成果を延々と生産し続ける事が可能になります。
強いては赤字知らずのクレーム極少、超優良企業への要件に該当します。

さて、そんな当たり前の結論に至れる人は多いのでしょうか?もう少し首を突っ込まないと見えてこないのですが、私は今の時点でお腹いっぱいなので、戦線離脱をさせていただきます。
私がこの研修で知るべき・学ぶべきは彼らに対する適切な誘導方法の構築であって、私が直接手を下して皆の成果を押し上げて満足度を上げる事ではありません。手伝う事をしたら、誰も成長せずに即終了です。世話人(プロモーター)のあり方を問うのが今回の目的(と言うか今の職場の課題)と、勝手に都合よく解釈させて頂きました。
(一緒に居ていて手抜きを見抜いていた方、ごめんなさい。サボっていたわけではありません)

私ぐらいの修羅場経験者・採用人事経験者ならば、少し会話をするだけで能力が大体見えてしまいます。それに本業=デスマーチの火消し役だった人間が、創造性の無い仕事をしていたら火消し役が勤まりません。
ですので、今私が学ぶべきは、初対面かつ意図しない相手と組んだ時に、そこから全体的に学んで成長してもらいながらにして成果を生み出せる方法論の構築だと思います

さて、こんな酷い事に専念しやがる私は悪人かも知れません。ですので、社員研修で最後にお詫びついでに遠まわしな懺悔をしておきました。
この懺悔の意味が分かるならば、これからもよろしく付き合って頂けると思います。酷い野郎だ!と笑ってくれるでしょう。

実際のところ、社会人の成熟度に対する要求は、女性よりも男性の方が圧倒的に厳しいのかも知れませんね。
あ、だから男子会は存在しないし、特定の友人との繋がりを異常なまでに大切にするのかも知れない。
男同士は酒の飲み会はあっても、その先がとても困難です。そう、年齢を重ねる毎に人脈形成できる人の選択が限られてしまうのです。
相手に気に入られてからが、初めての出発ですからね…。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年11月23日月曜日

突然ですが一方的な告知

おはようございました。
ちょっとボランティア活動と私事両方が立て込んでおり、なかなかネタを投稿できないでおります。

そんな中、2015/11/25の公益社団法人技術士会愛知県支部で行っている“わいがやフォーラム"にて、話す機会を得ました。
こういうのって、何故だか忙しいときに舞い込んでくるもんですね…。

内容は“次世代化合物半導体の誕生によって求められる周辺の製品開発”です。
SiCやGaNといった化合物半導体が大方量産が見えてきた今、電子とは直接関係無い方々が何を飯の種にすべきか?
と言う内容です、
只のマーケティングです。これがアナリストとかだったら
『あ…業界をそっちに持って行きたいのね…』
で終わるところです。
だが然し!、実際に第一線でパワエレ物を作っていた人間、しかも失敗しない物作りをしてきた奴が好き勝手に語ると言うのは大いに価値が変わってきます

と言う事で、聞きたい方は連絡してみましょう。運が良ければ入れるかもしれません。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年11月7日土曜日

安物のHID+劣化したバッテリー=ウインカーが点かない

おはようございました。
うちのバイクVFR800は結構な年代物(1998年モデル)のレトロなものでして、バッテリーもその間2回しか変えておりません。
そう、3個目の10年物です。

1回目は購入後間もない頃、この機種では定番のレギュレーターがお陀仏になったときに一緒にやられた(勿論その後放熱板を強化させて頂きました)
2回目は冬に動かそうとしたら、いきなりご臨終で復活(充電)が不可能だった
そこから10年近く持っています。ん~長持ち

こまめに充電していると、結構長持ちですよねぇ~と言いながらも、正極はやっぱり削れているらしく、内部インピーダンスも上がっているようです。

あ…言い忘れていましたが、鉛バッテリーは化学的な構造上において、どんなに丁寧に使っても正極がだんだん削れて面積が減ってゆきます。これは仕方の無い事です。ですので、メーカー出荷時は負極よりも正極の方が面積が大きいのが一般的です。

劣化は勘の良い人なら細かい挙動からも良く分かります。
その挙動についてとても良く分かるのが“安物のHIDを点けた状態でウインカーが点かない”と言う症状でして、度々のつまり、電圧が下がっていたりノイズでウインカーのリレー(の中に居るIC)が被害を受けている訳です。

そこで、充電してもこの症状が若干改善しきらない場合の措置として、フェライトクランプと小さめのコンデンサでノイズフィルタを作ってやるという業が役に立ちます。
バッテリーからの線にフェライトクランプをかまし、その後ろに電解コンデンサ+セラミックコンデンサ(フィルムでも良い)を複数個並列につなげた物を接続し、その出口にHIDの本体を接続します。

私の例では125℃品の35V220μFを3並列、セラミックコンデンサ25V4.7μFを5並列した物を作成し、線路中につなげました。

するとあら不思議…今まで点かなかったウインカーが無事に点く様になりましたとさ…。

注意事項:

  • コンデンサを大きくするとその分電源電圧は安定しますが、サルフェージョンの促進に繋がりかねないので要注意。鉛バッテリーはパルスを与えていないと、すぐに電極に結晶がたまりますよ?
  • 並列につなぐのはコンデンサの流れる電流値を少しでも下げて発熱を和らげるためです。1個よりも小容量複数個の方が優秀です。



皆さんもウインカーが上手く点かない時はバッテリーや安物HIDを疑ってみましょう。
この手の製品の設計者は理想的な電源装置で開発を行っているので、電流のノイズはじゃじゃ漏れ設計です。そんな理想的な電源(=現実)はどこにもありませんよ?
最低限度であれど、それなりに的確なノイズ対策をすればかなり良い状態に持ってゆく事ができるでしょう。


おっと!バッテリー変えるかLEDに変えろよ!と言う突っ込みは無しの方向でお願いします。
あくまでも超平社員は仕事の割には超安月給、そんな高級な物を買えるほど裕福ではないのです。
変ジニアは普通に生活しているだけでも大変お金がかかります。書籍や資料代だけで手取りの1/3~1/5は無くなります(時にはそれだけで赤字)(涙
皆様からの手厚い寄付に期待をしています(違)

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年10月21日水曜日

Keysightの次世代パワーエレクトロニクス設計・検証セミナーの所感

おはようございました。
10月16日は花金(死語)なので午後に半休を取って、Keysight様主催のセミナーに参加してきました。
砂糖屋の中にいる現場のオッサンなのに、何故電子回路屋擬きをやっているのか?という初歩的なツッコミは無しの方向でお願いします。
そう、だからこそ半休じゃないと行かせて貰えないのです。(内容が仕事に直結するんですけどね…)


前置きはさて置き本題です。
全体の感想としてはもっとDEEPな内容を聴きたかったという感じですが、これも機密保持に関する制限だと思われます。少し前とは大違いです。
一部の方々の犯罪行為のために、皆が面白いネタを貰えないという残念な制限事項です。すっかり煩くなってしまいました。
日本では技術の高さは見せびらかして祭りのネタか自慢する道具にするはずであったですが、一部のそのままパクリ屋連中のおかげで随分と残念な事になりました。
そのままパクるという美学の欠片も無い行為で儲けようだなんて、下品な連中の多い嫌な世の中になったもんですね。これも金銭欲に塗れた連中の悪影響の一つです。汚れた金銭欲は文化をも簡単に変えてしまいます
おっと…んな事を言えるのは日本だけですよね…。


では、前回のAMF2014に続いて勝手に思った事を羅列します。
今回感じたのは以下の内容です。

  1. シミュレーションを回して確認したらOKという勘違いさんが多すぎて泣けてくる。
  2. 未だに三相デバイスに関する測定ソリューションが確立されていない。
  3. バッテリーやコンデンサといった充放電素子に関する化学知識を応用しきれていない現状。

・シミュレーションを回して確認したらOKという勘違いさんが多すぎて泣けてくる。
これはKeysight側ではなく、受講者側の問題ですね。
挙動が明らかにKeysightのADS紹介・説明だけを目的に来ている方々がおられました。
何処の会社でも問題に挙がっていますが、シミュレーション回せた事を言い訳にして試作品を作って無駄に金をかけさせて遊びたがるというものです。
本人は楽しいですよ?考えなくて良い=楽だし、低い生産で残業しまくって大儲け、立派な言い訳だってできる…でも世間様は超絶に悲惨です。
極端な表現ですが会社の損失を生み出す連中の話です。
最近はシミュレータの利用方法を知らずに使う人が多く、まともな条件・要件・制約を入れていないにも関わらずに、過剰に盲信される方が多いです。
正しい使い方をせずに結果を利用して物を作ると毎度ながら穴だらけの試作品が出来上がります。
この手の問題を生み出す連中は、シミュレータの正しい使い方すら知らないので、問題が起きても当然のように問題が何なのかが分かりません。自らの能力では消せない問題をシミュレータのせいにするか、誤魔化して製品化してしまうか、運良く度重なる試行錯誤の結果で対処療法を見つけるという暴挙に出てしまうパターンですね。
無茶な条件でのシミュレーションの結果に関する保証はシミュレータの制作会社がとれる責任の範疇では無いですよ?
シミュレータに入れる現実の部品のパラメータの取り方、組み込み方、妥協の仕方、結果に関する制限事項の取り決めに関しては利用者の範疇です。

極端な話ですが、パワエレものはMHz帯まではシミュレータなんて高級な環境が無くても、手計算で十分な精度の数値が得られますし、数十MHzまでなら大凡の挙動は推測できます。
勿論、基本波がkHz帯域であれば、倍波は対処ができて当然です。
ノイズだって問題になるのはMHz帯からであって、基板とコンデンサ・チップインダクタンス、トランスの寄生容量などの部品間に起こる共振からがようやく問題になり始めます。
部品単体同士は何とでもできますが、基板のパターンレイアウトや故障条件(1個故障しても動くように設計)によっては、単純な手計算では限界があり、シミュレータの方が早いです。
ですので、MHz以下の帯域であっても、挙動が明らかなトポロジー・部品同士であれば、事前対処ができて当然です。
MHz帯までで問題になるなら、『技術を持っていないだけなので精進しなさいという一言で片付けられてしまいます。
別の分野、例えばIC開発では、今の時代であればロジックICなら90nmプロセスまでは何も問題無しで作れます。なのに何故か無駄にシミュレータを回して遊びたがる連中の多いこと…
シミュレータの存在意義を理解できずに仮想空間での試行錯誤だけでできあがってしまった技術者擬きが結構多いというのは、悲しい状況になってしまいましたね。
敢えて社名は出しませんが、この手の参加者は胸にぶら下げている参加証(名刺)を結構見てるので、会社の宣伝としても大きな損失に値します。尤も、シミュレータ屋さんからすれば儲かる鴨が来た』で片付くので、大変喜ばしい事なのではありますが…。



・未だに三相デバイスに関する測定ソリューションが確立されていない。
三相デバイスの測定に関する問題は結構昔からであって、未だに低域~商用周波数~高周波領域を含めた測定ソリューションを提供できていません
相互インダクタンスや相間の容量に関する統合的な伝達の評価機材と、sパラメータによるシミュレーションモデルへの落とし込みが、未だに円滑に行われるようになる見込みもありません
これらは需要が多く、結構な儲かるネタですが、誰も手を出さないのは非常に残念な状況です。

測定器と解析環境の使用用途は産業用インバータ開発、モーターの解析、電気自動車関連、寿命劣化診断などです。
特に電気自動車で使用する誘導電動機やSRモーター、ノイズ対策製品などは、この手の解析装置があれば随分と楽に設計開発が可能になります。
また、三相に使えるという事は、各産業用途の機器へ利用が可能になります。何ができるのか?と言えば、

  • 機器の絶縁部材に関する劣化診断・寿命判定
(モータ・絶縁油・H2やSF6などの絶縁判定、ケーブルの劣化、他様々に応用が可能)
  • 零相・逆相インピーダンスの正当な評価
  • 適切な保護に関する判断材料

が代表例です。現職でまともに正当な判断ができる仕事をしたら数億~数十億円浮いている(はず)です。大きめの中小企業でこれですから、市場規模はとんでもなく大きいです。
ただ、トランス屋や遮断器屋、絶縁油屋なんかを確実に敵に回します。そこの根回しもある程度行う必要があるかもしれません。
また、機器は常に温度変化をしますが、熱によるパラメータの変動はかなり厄介です。特に三相になった途端、測定環境が煩雑なので測定だけで破綻しかけます。
しかし、測定機器があれば後は恒温槽で何とかなります。
ある程度の当たりをつけるために、簡単に等価モデルの表現を作ってくれる装置があれば、とても効率よく開発が可能になります。熱による変動や過負荷耐量、ピーク負荷の設計検証などの事前検証が、容易に可能になるのです。
さっさと作って貰えないだろうか?と思っているのですが、誰も手を付けないんですよね〜。
自分で作って儲けたいとも思いましたが、開発リソースもなく、また企業相手に個人事業主では中々売れないというのも事実。
個人用で作ってしまって、技術を安価に売って市場を開放するっていうのものも一つの手ですが…。




・バッテリーやコンデンサといった充放電素子に関する化学知識を応用しきれていない現状。
電池やコンデンサは交流のインピーダンスが周波数軸に対してかなり非線形ですし、さらには劣化や熱の影響を受けて大きく変動をします。
もう少し細かい話をすると、化学的劣化の大きい素子すなわち液体を利用するコンデンサやバッテリーでは劣化状況で周波数特性が変わりますし、さらにそこから熱でさらに特性が変動します。
ですのでまともに評価するならば、周波数・熱・劣化状況・劣化のさせ方の4軸に対するインピーダンス特性の採取が最低限の必須要件になります。インピーダンスの5次元以上のマッピングですね。

模擬のバッテリーやコンデンサーを用意してもそれが再現できなければ意味がありません。
と言うのは、一番の最悪ケースはバッテリーと回路および制御の共振で異常電圧が発生して、機器を破損する可能性があるからです。
現状、この手の素子の評価と言うのは相当な回数でパラメーターを振って測るしか方法はありません。
しかし、実際にはできていません。この問題は結構重要な問題ですが、皆敢て口を出しません、
そんな事を口にしたら現実的な納期での評価方法が無い事に皆が気づくからです。
ですので、それっぽい事をして終了としています。ですから、市場に出た段階でもまだ実地評価での試験中です。そこそこ安全な状態にしてら出荷を行い、市場を利用して劣化に関する測定評価中ですから、当然のように幾らかの危険が見込まれ、それに相当する対応策を幾らか盛り込まなくてはなりません。そして、バッテリーの製造元や素材で特性や保護に対する方法論が大きく変わってきます
結果、電気自動車やハイブリッド自動車などの電力密度の高い製品群では、特に重要部品としてバッテリーの構造や基本性能を安易に変えられるものではないのですが、それを平気で変えている会社があります。
皆さんもうお分かりですね?そういう会社の電気自動車は結構危険です。
誰が電気自動車は素人でも参入できるなんて言ったんでしょうね?
それは近所をうろつく程度の大して電力密度の高く無い装置の話であって、ガソリン車に対抗したがっている様な自動車を作るのはとんでもない技術の積み重ねが必須要件です。
今までのような車の感覚で気楽に乗るような車を作れるのはほんの一握りです。
尤も、安全性を犠牲にするか、もしくは充電頻度を増やすかのどちらかを選べばそんなに難しい代物でもありませんけどね…。


と、散々言いたいことを好き勝手に言ってきましたが、問題発言が多々ありそうなので敢て言わせて貰います
ここはあくまでも私の脳内での妄想です。
全てフィクションであり、ここに書いている内容は現実とは関係が無いかもしれません大事な事なので、2回言っておきました
こんな妄想をさせて頂ける機会を頂いたKeysight様には心よりお礼を申し上げます。
ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年10月14日水曜日

開発の業務を正しく捉えましょう。設計とは大きく違います。

おはようございました。
前回の雑記では、2015年の現在に於いて2000年代後半〜現在に至るまで
『業務の核心に近い技術に関しては、派遣社員だけが携わる』
そして、
『本社採用はよく分からない仕事(理論や現実を無視したマネージメント)しかさせて貰えない』
という話を一方的にさせて頂きました。
結局の所、現実の世界で問題に挙がるのは、所謂擦り合わせの技術に関する実装であって、根本的な技術問題ではない事が大半を占めます。
もし、技術的な課題で悩んでいるのであれば、現在の状況が理想に近い事を認識すべきでしょう。
細かい戯れ事を省きますが、余程の人員の選択能力やリソースがない限り、技術的な課題が問題になる事は有りません。あなたは相当な能力の持ち主です。その状態を維持できるように日頃から精進して頂く事をお勧めします。


おぉっと、話が逸れましたが本題。
今日は研究開発における設計と研究の間を埋める開発の仕事って何なの?という話。

いきなりですが、開発の業務はマーケティングから始まります。
市場の状態を正しく認識して、そこに採算性を見いだしたのであれば、実際に設計の補助を行い、製品導入を促進します。その市場に採算性を見いだしていないのであれば、別の手段を用いて採算に関する可能性を探す部隊です。
簡単に言ってしまえば、

  • 設計=2〜3年の確実な採算性を求める部隊
  • 開発=5〜10年程度の確率の高い採算性を求める部隊
  • 研究=より長期的に宝の山を探す部隊
ですので、それぞれに求められる資質が大きく変わります。

この時設計は“全力で目先に拘れば良いのですが、開発をする立場の人間は少々視点が異なります。

設計部隊が目先にとらわれている状態ですから、設計に移管しやすい成果の生産と、中期的な生産と採算性の両立を図る必要があります。
ですので、目標とする導入時期は、
移管期間+文書・規格化時間+検証時間+開発期間+試作検証期間+予算獲得期間
ぐらいの時間を最低限見据えた上で、ロードマップを引きながら開発対象を絞り込む必要があります。
勿論何かしらの問題が発生して、その問題が解決可能な時期も勘案しなければなりません。
問題や障害の発生時は、目標から逆算で工程を組み立て直します。もし、現実性が得られない状態に陥った場合は、成果を下げるか、工期全体の見直しをしなくてはなりません。
ですので、開発は必ずと言っていいほど
『ちょっと背伸びをしたら届く範囲の仕事しかしてはいけない』
という現実にがあります。
もし、がんばって背伸びしなければ届かないのであれば、それは中長期的な開発課題です。ちょっと先に(2~3年程度で)市場へ導入すべき技術ではありません。
早く片付けた開発費の余りや、本業をやりながら片手間で暖めて置く内容だと考えます。
もし開発の成果物が5~6年先でも構わないのであれば、多少背伸びして進める方が得策かもしれません。
また、設計は目先の利益確保が優先されますから、
『今ある技術でできる事以上の事をしてはいけない』
という足枷があります。

即ち、
“差別化をして儲けを出すのは開発成果では有り得るかも知れませんが、設計技術ではありません”
この事は十分理解する必要があります。


これ、結構履き違えて設計に背伸びをさせたり、開発に夢を追っかけさせていたりしている会社が多いんじゃないでしょうか?
差別化・収益化できるのは、あくまでもマーケティングの仕事であって、市場調査によって生まれる商品企画の話です。

技術だけで飯を食おうなんていうのは個人事業主・派遣会社・設計会社など第三次産業の仕事であって、製品を作る側の生業ではありません。
開発が設計の仕事をすると不満だらけですし、成果が上がりすぎて周りから干され、退職に追い込まれます。
また、設計の人間が開発なんていうマーケティングを知らないとできない仕事は大凡できませんし、させても大した成果は得られません
設計以外をした事のない人はトレーサーと呼ばれる小変更程度の行為はできても、新規性のある構造の見直し・アルゴリズム変更・0からの回路設計などはできませんし、そのような実力はほとんどの場合において持ち合わせて居ません。
下手に設計者に開発をやらせたら夢物語・非現実性のある内容を語るため、収拾の付かないものになってプロジェクトが破綻・遅延を免れません。もし上手く進んだとしても、それは設計をさせていたとき以下の物しか仕上がってきません。

私はいろいろな会社を見てきましたが、ココを履き違えて駒弄りする経営層が多すぎるような気がします。個人の領分をしっかり見て人員配置をすべきだと思います。
適正な人員配置をやり出したら、開発ができる人間なんてほとんど居ない現実に気づいてしまうかもしれませんが…)

これらを履き違えずに製品を作り売り続けたのがこの前までのAppleです。
彼らはがんばっても設計部隊です。ひょっとすると設計すらやっていないかもしれません。
諜報部隊に三星電子を操り、市場に転がっている技術の集合体を用い、マーケティングによって製品を作っていました。
(尤も最近までの話ですが…)
技術だけで現物は売れません。現物が売れるというのはあくまでもマーケティング(≒顧客の真に期待する価値の創造)の成果です。


そんな訳で、開発にはマーケティングが必要不可欠ですが、設計には製品企画部隊屋マネージャークラスの人間がそれを代行して行う必要があります。
理由は簡単で、身の程を知らないにわか仕込みの設計者がやると、夢を語りだしてプロジェクトを破綻に追い込むからです。
私は直接研究職らしい仕事をした訳ではありませんが、おそらく研究職であれば、もっと先を見据えたマーケティングと高い知性・感性・技術が必要でしょう。
設計は一般的な能力で事足りますが、開発を行うには設計のマネージャークラスの能力者が必要です。
開発はそれなりの能力で事足りますが、研究職であればおそらく数千人に1人程度の能力者であっても厳しいかもしれません。
現在の日本の給与体系や雇用体系は横並びであり、横並びで減点主義制年功序列なのにも関わらず成果主義とか言う寝言をほざいている連中が多く見受けられます。
給与は仕方ないにしても、個人に対する処遇までほぼ横並びの有様です。
何千分の1の人間が横並びでいいのですか?マネージャークラスの能力者が一般平社員と同じ処遇で良いと思いますか?
設計・開発・研究・簡易事務と能力の要求される事務、これらの切り分けができていない会社が多いですが、意識をして個人への処遇を考えないと、優秀な人材の流出に繋がりかねませんよ?

ちなみに私が必要だと思う開発者の要件は、“担当する分野の技術士が受かる程度が最低限度の必要要件”です。
技術士はそれなりに高い知識と経験が必要ですが、あくまでも専門者としては入門レベルの話しか問われて居ません
この試験は受かったからプロプロフェッショナルエンジニアと言う訳ではなく、延々と努力をし続けない限りはそこから外れます
ですので、この資格試験はプロフェッショナルエンジニアと言われる方々への入門用の位置づけである事を忘れてはなりません。
もし、受ける余裕がある立場であっても受からないのであれば、それはあなたがトレーサー・設計者の領域を超えていないからです。背伸びをするには最低限度自分の周りの技術を知る事が必須ですし、この試験に合格できる程度の専門知識は必須です。
開発者入門と位置づけできる技術士2次試験すら受からないような人間は、トレーサー(設計者か開発見習い)だという事を自認すべきです。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年10月4日日曜日

技術を育てる事を棄ててしまった社会で貴方は生きる道を見つけなければなりません

おはようございました。
EUの詐欺商法がようやく表舞台に上がり始め、今まで私が声を大にして
『ISO詐欺商法、昼から酒に溺れるキチガイ、たまにしか働かないのに金だけは持っているのはおかしい』
という様な内容を遠回しに騒いでいたのが、ようやく周囲にも理解が得られ始めました。
規則や規約を周囲に対してだけ強化して、自らは規約や規則を守らない組織の在り方というのは、何処かで破綻します。
これ、今の日本組織も一緒ですよ?飛び火していない今のうちに対処しておきましょうね。
今回は、調子に乗り過ぎシナ(コンペー)潰しの為に亜米がEU経由の制裁カードを切っただけの気がしますが、日本の経済戦みたいなインテリな陰湿苛めが性に合わないので物理戦争をしたがっている方々の話はさておき、本題です。

最近は日本における重たい開発=核に近い開発に携わるのは、殆どが派遣社員です。
え?と思われるかもしれませんが、JAXAや零細企業以外、下手をすると中規模の企業ですらそれなりに濃い開発業務に関われるのは派遣社員だけであったりします。

残念な事に、正社員は実際の泥臭くて面白い開発には携われないのです。
じゃあ、正社員は何をしているの?となりますが、

  • 進捗報告の会議要員
  • 開発に関する言い訳をプレゼンするハッタリ会議要員
  • 如何にハッタリをバレない様に誤魔化して進めるのか?資料(主にパワーポイントと希望的観測の未来予想図)作り
  • 会社のイメージ向上の為にボランティア活動
  • 無駄に積み上げられた重たい事務処理とその修正作業
  • 試験対策の賜物で受かってしまっただけの使えない新入社員の地道な人としての生活教育
  • 入社10年近い人としての教育が終わった中堅社員への技術教育
  • 技術の無い社員が生み出した失敗作のフォロー

ね、どうやったって開発をする暇なんて無いでしょ?
この自体ががどのような結果を生み出すか?

手痛い現代で働く企業戦士の方々はもうお分かりだと思います。

1990年代以降、バブル期の影響で実際の日本社会において確実に開発に関する能力低下が発生し、その結果として一人当たりの生産能力が著しく低下してしましました。
何もしなくても、負の生産をし続けていても、お零れに預かることができたというのは、堕落しか生みませんでした。
そしてその堕落は、今もなおその影響が強く、日本自体の生産性を壊して、社会全体のパワーバランスを大きく崩しています。

その結果、日本国内の資本主義の大前提であった“人の人格に期待するという構造が崩壊しました。

この結果、日本が崩れたらどうなるか?そろそろ見え始めてきましたが、世界皆の貯金箱(という名のキャッシュディスペンサー)である日本の金払いが悪くなり、能力の支払いも悪くなり、それに期待をしていた先進国と言われる方々が主催して経済戦争や代理戦争が始まりました。

意外と貯金箱1国の影響って大きい物で、今まで堕落しきって真面目さを捨てていた方々は、誰かから搾取する方法に気を取られ過ぎて、どうしたら真面目に生産できるのか?ということすら忘れてしまいました。

現在、その矛先が派遣社員に移っていますが、デスマーチで自らが破壊した業界ですし、過去ココに在籍した使える人は派遣業界には戻りませんし、企業はブラック企業在籍という数回の転職回数とその転職理由で落とすでしょう。
真面目に開発に関する業務を熟す事ができるというのはとても貴重な能力ですが、その重さが分からない重役が多く、採用決定権を振りかざして好き勝手に自分より能力の低い人間を率先して採用します。
自分より能力が高いという事は、結果的に現状の組織を継続的に維持する事が困難になります。
自らが成長すれば良い話ですが、今まで搾取で成果を上げてきた方々は成長する気なんてありませんから、成果主義という表向きの理由に大きく反しますし、それが視えてしまうと優秀な社員が叛旗を翻しかねません。
役員というのは表では無意味に威張って居る方が多いですが、その根拠や裏打ちがない方々は簡単に崩れます。だからこそ虚勢を張る人が多いのです。そんな事を薄々感づいているのかもしれません。


最近入ってくる新入社員はこれらの事も知ったうえで入社していますから、余計に性質が悪いです。
最近の方々はえげつない位に割り切った会社との付き合い方をします。
大企業=潰れるのに時間がかかる事も知った上で、派遣は嫌(死に物狂いでも給与が激薄)だから、比較的中長期的に正社員で凌げる会社を選ぶのが王道になります。
そんなわけで、平社員で居たい新入社員というのはこういう意思をなんとなく感じ取って少なからず上司を軽蔑していますし、そんな立ち位置にはなりたくない事も察しています。

要領の良さで入社する事ができた新入社員は殆どが実力を付ける気はありませんし、真面目に開発ができない理由で派遣業界に移った社員は幾度と無く転々としながらブラック加減に愛想を尽かし、ひっそりと息を潜める事に注力をする事になります。

このような構図が主体の日本の技術開発社会において、この先まともに物事を進める事ができるのでしょうか?
私はとても疑問に感じます。

現状、業界ではいまだに定年退職後の技術者に頼って生きながらえている業種もあります。
しかも、それは新入社員を育てるためでは無く、業務を進めるためだけであったりします。

もう、世間様では技術を維持する事すら困難になりつつあります。
技術が必要な業界におかれては早急に技術に対する認識を見直し、真面目に人作りからやり直す事をお勧めします。
1人の人間ができる事はそう多くはありません。
組織において、
  • それぞれの技術(科学・経営・営業・法務・人事)に没頭する人(エンジニアリング)
  • それらの方々を上手く調整し、成果に結びつける調整能力のある人(マネージメント)
これ以外の人物は不要です。

自分勝手に物事を進める人は要りません、文句を垂れる人は要りません、言い訳を延々とする人なんて要りません、人を安易に貶す人はもっと要りません
正しく人を選び、真面目に会社を運営する事をお勧めします。

今日は他のお仕事が溜まっているので、ここまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

2015年9月13日日曜日

ATH-WS33Xを買ったので、周波数特性を測ってみた

おはようございました。

本日は野暮用で電気屋さんに行って参りました。
当初の目的は動画の撮影用機材の購入でしたが、うっかりヘッドホンコーナーへ行ってしまい
『最近の物は一体どんな物なんかなぁ~』
と、私は耳が相当悪いにも拘らず、¥4000以下で買える一番マシそうだったものを選んでみました。

物は オーディオテクニカ製 ATH-WS33X
一般的には入門機に位置付けされる代物です。

良い物はそれなりに高いしお財布事情が許さない。
これなら良いと思ったものはお財布事情で断念せざるを得ない有様です。
普段音楽なんて聞かない超平社員の人間にとって¥10000以上を出す事は困難…

しかしこの子は、下手な1万円クラスのものよりずいぶん聞きやすかったですし、¥4000でお釣りが来るんだったら玩具としては買いだよね…って事で、これに決定。
下手すると1日の手取り額より多い額面を、“玩具の購入”と割り切って軽く購入するあたり、人(いや、お金の奴隷という名のサラリーマン)として何か間違っているような気もしますが、ネタに生きる人間なんてそんなものです。




さて、測定した物はコンデンサマイクでは弩定番の WM-61A 50Hz~15kHzまでフラットに測れる代物です。
逆に言えば“その他の帯域はあてにするな!!”と言う代物。
それを考えた上で結果を見る事をお勧めします。

歪なゲインの暴れや位相の暴れもなく、可聴域の機械共振と思われる位相の暴れの箇所にもきちんとケア(対策)をされて、ゲインが暴れないように施されています。
逆にそれ以外のケアや、抜本対策をを省く事で原価低減をしているように受け取れます。
良い意味で金をかけ&手を抜いたという原価低減のあり方で、この手の代物にとってはお手本になるかもしれません。
最近の傾向かもしれませんが、空間を伝播する音に関しては1~2kHz付近の音がしっかり聞こえるようにする傾向があるのかもしれません。

確かにご老体の耳には音声がこのぐらいはっきりしている方がありがたいと感じました。
勝手な個人的意見ですが、このひとつ上ATH-WS55Xを買うならこっちの方がコストパフォーマンス的に○、少しがんばれる金があるなら素直にATH-WS77にしなさい。
この¥3000~¥10000クラスまでのヘッドホンの聞き具合としては
パイオニア<SONY≪オーディオテクニカ  でした。
オーディオテクニカばかり推していますが、私はあくまでも砂糖屋の中に居る一奴隷であって、オーディオテクニカの回し者ではありません

1万円で買え無い物は、余程こだわらない限り相手にする必要はありません。
高い代物は老人の耳ではあまり差が分かりません。長時間耳に当てて疲れない云々という程度です。外や普段生活する家の中では、雑音の方がはるかに大きい。
だったら素直に特性的に綺麗な専用の部屋を用意して、良いスピーカーを買った方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いと判断します。
※ これらは耳の悪い人間が勝手に言い放った個人的意見です。

今日は他のお仕事が溜まっているので、ここまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。