2018年7月2日月曜日

仕事は如何に丁寧に進めることができたか?で中長期的な評価が決定する

おはようございました。
いきなりですが、
仕事を丁寧にできていますか?
これ結構重要な話題です。

最近(特にここ20年ほど)仕事の雑さが尋常じゃないほど酷くなってきている気がします。
何と言いまか、手抜きの範囲を超えて来ているんじゃないのか?と思う訳です。

これ、結構尾を引く問題でして、年配や年上・先輩たちの真似をするところから入る新入社員にとっては害悪でしかないのです。
ですが残念な事に、丁寧な仕事の進め方って何でしたっけ?こんなレベルまで落ち込んでいるのが実態です。

1990年代初頭より実生産にかかわる投資が一気に削減され始め、そのうちの一つでもある教育投資が削減されました。
おまけにその10年後に日本式の成果主義という厄介な相対評価主義制度のおかげて隣にいる奴はみんな敵という意識が芽生えてしまい、ひたすら相手を蹴落とす事に執着…。

なぜこのような事態になったか?理由は簡単です。

  • 成果を出す人間はあまり大声で威張りませんし、出すことが当然だと思っています。
  • 出さない・出せない人間にとっては、相手を蹴落とす・相手の成果を丸パクリして、大声で対応する。

この構図が実態なのですが、この日本式の成果主義という奴は後者を特に優遇するような体系で固められており、皆が揃って落第するならそれを良しとするような結果を生みだす構図ができあがっているためです。

この様な事が20~30年続いた結果、意義のある生産の仕方すら忘れてしまったのです。

30年という時間は残酷な物でして、技術の伝承ができないほどに低下してしまっています。
考えてみれば、仮に新入社員が20歳ぐらいで入ったとして、30年経てばもう50歳…。その間にやった事は大した事が無いならどうしようもない事態になっているのは明白でしょう。

下手に成果主義を導入せず、開発系の投資を止めず、変なバブル景気の影響や不景気で採用数を大きく上下させないでいた企業が優良企業化しているのは多くの目にも明らかですよね。

そして生産の基本となっているはずの根本に丁寧な仕事ができているか?という基本問題が存在します。

丁寧な仕事をしたうえでその仕事を早く確実に進めることが良い仕事への第一歩なのです。
この丁寧な仕事、できていますか?
丁寧な仕事はブランド構築や次のステージに入るための最低条件、景気変動時に企業が生き残るための最低条件です。

それぞれの組織で何が丁寧か?は大きく変わるますが、考えてみる価値は十分にあると思いますよ?


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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