2016年6月7日火曜日

PSRR 電源ノイズ除去比を測定するアダプタを作る

おはようございました。

ご老体になると、そこに物・測定器があっただけで全て分かった気になり、満足してしまうので良くありません。
実際、頭の中で大半片付く(解ってしまう)ので、やる気を無くすって言うのが正解かも…。
老いというのは良くないですね、もっとガツガツやらないと腐ってしまいます。

ということで、嫌でも動くように先日の話の中に出てきた、電源ノイズ除去比を測定するアダプタを作りました。こんな感じです。


上の黒い方が外からノイズを注入する用途のアダプタ。1kHzから上の帯域ですね。
下の白い方がそのまま電圧を測れるアダプタ。1kHzから下の帯域ですね。
測定用のチェック端子周辺は十分に絶縁をとれる構造にしましょう。
測定用のクリップ同士が接触すると、綺麗な花火が上がってしまいますよ?

見ての通り、手抜きツールです。本来ならケルビン接続です。
何でかって?
結構な数を測るので、測定をスムーズにし、なおかつ誤差の少なそうな構成を採用しました。
2.0sqで配線していて、なおかつ実際に測定する出力は100Wいくことは無いので、誤差は少ないであろうと判断しました。

決して、
『家の適当な装置で測る程度のおまま事程度なのだから、気にするな』
とか、
『校正出してない装置で測るんだから、細かい事はどうでも良いんだよ』
とか、
『明日から本気を出す』
とかじゃないですよ?念のため。おっと…つい本音が出てしまった。

ついでに引越し影響の家の片付けをしていたら、車用の12V→5V変換装置が作れそうな小道具が一式揃っていたので、そちらも作っておきました。
勿論スイッチングのダウンコンバータで、5V1A定格です。
寧ろ、時間的にはこっちがメインだったような気がする…。

そんな訳で、後は引越しした後で散らばっている測定器の整理を行いながら、実測に移ろうと思います。4月に引っ越してまだ片付いていません。広いラボが欲しいなぁ~。

…HP3562A,動いてくれるかなぁ~…たまに調子が悪いので、ちょっと不安。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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