2016年5月28日土曜日

ついに菊水電子工業製PCR500Mを導入する

おはようございました。

ついに電源野郎は欲しくてたまらないはずの)念願の菊水電子製PCR500Mを導入するに至りました。

勿論アナログインターフェイスボードの、EX04-PCR-Mも装備しています。
これを使えば何ができるのか?と言いますと、後日詳しく書きますが電源のノイズ除去能力(PSRR)を正しく評価をする事が可能になります。
つまり、入力AC電源ラインに意図的にノイズ信号を重畳させ、出力電圧のノイズと重畳した信号の比率を取るとPSRRになる訳です。
おまけに電力の制限ができるので、試作電源も安全に評価できるし、直流で動かせば産業用インバータだって評価できます。
いいですね~、大金叩いた甲斐がありました。にやけ顔が止まりません。

さて、定番の周波数特性から採取します。

軽く取ってみた感じはこんなものです。

で、ゲインを正規化して、開ループと閉ループの特性を取ると…。

こんな感じです。
これで、1kHzぐらいまではかなり正確に外部信号を電源側に重畳できる事が分かりますね?
こういった具体的に必要となる資料はメーカーは公表しませんので、とても貴重ですよ?
では後日、測定治具を作って、本格的に計測を行いたいと思います。

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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