2015年3月2日月曜日

アンケートの設問、それは何のために必要ですか?

私自身が超絶何でも屋だからかもしれませんが、世の中にはとても不思議に思う事が多々あります。
その中でもかなりの確率で挙がってくるのが
“アンケートで問われる無駄な設問”
です。
勿論、心理テスト用のダミーを混ぜ込むのは立派な目的があるためですから問題にはなりません。
しかし、統計的なデータが取れないものや、その設問に答えたからと言ってどうなるわけでも無い設問というのは、アンケートを行った人のセンスが問われる問題に発展します。

アンケートを容易に実施しようという行動の場合、大凡よく考えて作成されていません
アンケートを実施するのであれば、設問に答えた事に対してアンケートを実施した側が今後取るべき行動を事前に構築した上で、深い思慮の元にアンケートの設問を練る必要があります。

私は多くの場合アンケートをするよりも自らが行動して、より重点的な事を答えてくれる人に話を聞いたほうが早い事を知っています。
従って、自ら行動を実施し、情報を収集するほうが圧倒的に正確で早い事を感じています。
そのため、一般的な趣向性や、状況の確認が必要な状況になら無い限りはアンケートをしようとも思いません。

尤も、私が多種多様な分野に精通しようとしている努力の結果、他の分野の方と言葉が通じるのだと思いますが…。


つまり、アンケート自体がほぼ私の分野以外の範疇なので、これからもほぼしません。
やる必要も無いし、やった事もほとんど無い人間ですから、最低限の統計学を学べとも言いませんし、ほとんど無駄に終わるような事をするなとも言いません
やりたければ、ご自由にどうぞと思います。
しかし、その無駄なアンケートの回数が重なるたびに、相手は不正確なアンケート結果を返してきます
これは、相手が無駄であろうアンケートに対して真摯に向き合う必要が無いと判断したからです。
この結果、無駄なアンケートをした人は特に困りませんが、関係の無い第3者がアンケートを実施しようと思った場合確実に不利益を被りますよね…。


私は、時間を割いてくれて回答して頂いた相手に対して失礼な結果にならぬよう、十分に思慮をしたアンケートを実施して欲しいと思います。

拘束する相手の1秒は1円以上の価値があります。1時間なら3600円以上です。
実施したいアンケートはそれだけの相手の期待に対して応えられる成果を生み出す事ができるアンケート結果ですか?
その先の事を何も考えて居ないで、ただアンケートをただ実施したいだけなら、下手なアンケートをしないほうが相手に対して不快感を与えません

アンケートを実施した相手は、大凡の場合期待をかけてきます。
アンケートに答えてくれない・良い返事が返ってこない場合は、もうすでに期待するほどの価値が無い事を悟ってしまった状態です。、
こうなると、信用の構築から再出発です。マイナスからの出発なので、相当骨が折れる事態ですよね…。


期待を無駄にするようなアンケートなら、アンケートを実施せずにもっと深い思慮をして相手の身になって考えたほうが、きっとよい成果が得られると思います。

『深い思慮をしても選択肢が絞り込めない。どうしてもしなければ良い結果を生み出せそうに無い』そういった状況だからこそアンケートを実施して答えを失敗しない側へ振るのがアンケートの目的と言うものです。


アンケートをする意味、あなたは間違って捕らえて居ませんか?
先ずは深い思慮をして考え抜きなさい。
どうしても分からないものでも、専門家が居るなら、専門家に協力を仰ぎなさい。
そして、ただの市場調査なら、専門の業者に任せなさい。
それがよい友や顧客を手放さない定石です。
深い思慮の無い状態でアンケートをすると、大惨事に一歩近づきます。


ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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