今日の御題は我が家の車のオーディオ環境に関する実態調査。
測定ジグも揃ったことですし、しょうもない事を測定してみようと思い立ちました。
我が家の車のオーディオ環境が非常に良くない事は分かっています。
安いものは悪い、当然です。(いや、Vitzごときで250万円越は相当高いと思うが…)
しかしながら、どのぐらい酷いのか?
運がいい事に家には山のように測定器がありますし、今後の方針が立てられることもあって、とりあえず計ってみようと思い立った次第です。
我が家は小さいマンションの2階です。ココから1階の車までケーブルを伸ばして測定するというのは困難で、非常に厄介な環境です。
そんな訳で、HP3562Aと電源(エネポかコードリール)を屋外に持ち出す気力がないため、先日うっかり購入したアナログディスカバリーで代替。
そしてVitzの純正オーディオにはAUX端子がありません。これは致命的!ということで、偶々家に転がっていた Logitec LAT-FM301UCA を使いFMで音源を送信。
WM-61Aというド定番なフラット特性コンデンサマイクで音を拾います。
以上の道具で、解析をしてみた次第です。
コンデンサマイクの帯域外の箇所は意味がないデータですが、参考程度にとってみました。
ちなみに、FMトランスミッタ単体は計り難いので、近くにあったよさ気なオーディオ機器と抱き合わせて測定しました。
ちなみに、FMの通信規格上では、50Hz~15kHzまでが音声帯域と定められていますので、その範囲外は再現されない事を認識しておく必要があります。
まぁ、FMトランスミッタ自身の性能については、上がちょっと貧弱ですが、それなりに素晴しい特性といえるのではないでしょうか?
さて、計って思ったことは、
- 周波数の変わり目が不連続過ぎるので、アナログディスカバリーはこの手の測定には不向きかもしれない。DDSみたいに途中で滑らかに変える必要があると思う
- この高音が駄目駄目なのは、スピーカーも大概なのだけどFMの復号とアンプがメインかもしれない
- 思っていた以上に酷い!音の定在波らしきものが露骨にあります。これは安い車の特権かもしれない。
- いくら高音のゲインを上げても高音が足りていない気がしたのは、案外正しかったのかもしれない
ツイーター増設したら随分変わるかもしれませんが、もうすぐ寿命に近い車にそこまでする気が起きないので、ちょっとどうしようか思案中。
ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。
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