2014年2月24日月曜日

見事に綺麗な半田クラック例があったので公開

今日は趣向を変えて実例のお話

少し前、
(宣伝)でお話をさせて頂いた内容と結構被るのですが、はんだクラックのものすごく綺麗な例が身近で掘り出されました。

世間様では、対策が進んでいたり、材料の組成が変わっていたり、それなりに対策が進んでいるのですが、2000年~暫くの黎明期に製造された製品には、多くが問題の在る製品である事が多いです。

過去勤めていた会社でも、このころに生産されていた製品について、あまり良い噂を耳にしません。



どうです?見事なはんだクラックでしょ?
場所はPFC(力率改善回路)出口の電解コンデンサの足です。
ヒートサイクルがそれなりにある場所だったことと、結構振動が多い事が影響したのだと思われます。
教科書どおりの故障の仕方なので、皆さんも気をつけてください。
重たいものは、接着剤で振動を抑えるように保護しましょう。

産業用途と言えど、このころの松下製の蛍光灯用安定器は故障が多いです。
東芝と比べ物になりません、かなり悩まされています。
ほかの機器は圧倒的に東芝のほうが性能が悪いのに、どうした?と、心配しております。
その故障状態は、蛍光灯が付いたり消えたりする症状です。
外した時にコロコロ音がしたので、あまりにも酷いのではないか?と思ってみてみたらこれ…。

皆さんも2000年台初頭の鉛フリーはんだ製品には十分お気お付けください

ではでは、今日はココまで。
またの機会に会える事を楽しみにしています。

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